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春秋山伏記 藤沢周平 値下げしました再値下げしました

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村の難事を祈祷で収める、心優しき剛の者。 著者の郷里・山形荘内地方を舞台に、修験者の活躍を描く異色時代長編。 白装束に高足駄、髭面で好色そうな大男が、羽黒山からやって来た。はじめ彼は村びとから危険視され、うさん臭く思われていたが、子供の命を救ったり、娘の病気を直したりするうち、次第に畏怖と尊敬の眼差を集めるようになった……。 年若い里山伏と村びとの織りなすユーモラスでエロティックな人間模様のうちに、著者の郷里山形県荘内地方に伝わる習俗を小説化した異色の時代長編。 目次 験試し 狐の足あと 火の家 安蔵の嫁 人攫い あとがき 解説藤田昌司 著者の言葉 私たちがしじゅう登っていた金峰山という山は、規模は羽黒山におよばなかったが、れっきとした山伏の修験場であったし、また私が生まれた村の神社の神官の家は、何代か前には山伏として村に住みついた家でもあったのだ。 こういう子供のころの記憶と、病気をなおし、卦(け)を立て、寺子屋を開き、つまり村のインテリとして定住した里山伏に対する興味が、この小説の母体になっている。(「あとがき」) 藤沢周平(1927-1997) 山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。1971(昭和46)年、「溟い海」でオール讀物新人賞を、1973年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍。『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』、『白き瓶』(吉川英治賞)、『市塵』(芸術選奨文部大臣賞)など、作品多数。
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