日経アーキテクチュア No.1243
2023年7月13日発行
定価:1900円
■特集 木の有名建築その後
●木の有名建築その後 先行事例に学ぶ 「100年木造」 の条件
●1 木材会館(東京都江東区)/2度の高圧洗浄でヒノキにツヤ 目指すは 「変わらない木材会館」
●2 第15長谷ビル(京都市中京区)/異彩を放つ板張りオフィスビル 健全性を保つも一部で変色進む
●3 大阪木材仲買会館(大阪市西区)/再塗装なしで“経年美化”10年がたち維持管理の準備へ
●現代木造を振り返り/耐火 ・ 中高層で飛躍した都市木造 本格メンテナンス期に突入へ
●耐久設計の現在地/ 「PortPlus」 の“1年目点検”11階建て純木造の耐久設計
●研究最新動向/耐久設計につながる研究続々 木造ビルに挑戦しやすく
●木造の資産価値/なぜ木造の融資期間は短い 青木茂氏らが 「耐用年数」 を考察
●インタビュー 池田明氏 三井ホーム代表取締役社長/ 「木造マンション」 の鍵は耐久性 機関投資家目線が必要だ
●国が耐久性評価に本腰/耐用年数問題は解消されるか 「木造の寿命」 を適正評価へ
■News クローズアップ
●Z空調の意匠巡る訴訟で和解 ヒノキヤグループ子会社が加盟店を訴えた裁判
■News 時事
●大成建設、ずさんな施工計画の高い代償世田谷区本庁舎で2度目の工期延長、区は賠償請求を検討
●大成建設が建設RXコンソーシアムに加入会員213社に拡大、新会長に竹中の村上常務が就任
●再造林コストを織り込み木材製品を販売企業と森林組合、自治体が建築物木材利用促進協定
●大阪 ・ 関西万博 「日本館」 が随意契約に
■News 技術
●AIで消音装置のコスト最小化 屋外設備の騒音を抑える最適解を導く、大成建設が開発
●JIS認証の建築用真空断熱材が登場旭ファイバーグラスが国内で初めて認証を取得して製品化
■News プロジェクト
●河瀬直美氏の万博テーマ館は廃校を活用SUOが木造校舎3棟の移築 ・ 改修でシアターに再構成
●福岡で九州初のリッツ ・ カールトン開業天神ビッグバンの目玉、 「福岡大名ガーデンシティ」 に入る
■トピックス
鎮魂の地にお野立所 復興祈念公園に木質の仮設施設、内藤廣氏が設計
■建築巡礼
新潟市民芸術文化会館(1998年)
他