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エドウィン・コリンズ/ゴージャス・ジョージ

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¥ 500

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ClyssaのCD&本屋さん。
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1994年の作品。 エドウィン・コリンズは、1959年生まれ、スコットランド出身のミュージシャン、プロデューサー、自らのレーベルを持つオーナー、そして異色なところでは、2009年に鳥類学の書籍のイラストレーターを務めるなど、多彩な才能の持ち主です。 彼のキャリアは、1976年にニュー・ソニックス(Nu-Sonics)というバンドを結成したところから始まり、これがのちに1982年にブレイクするオレンジ・ジュース(Orange Juice)の母体となり、全英シングル・チャート8位となる人気を博しました。 オレンジ・ジュース解散後は、ロディ・フレーム(アズテック・カメラ)、デニス・ボーベル(レゲエ界の有名ベーシスト)らの協力を得て、ソロ活動を開始し、今作はサード・アルバムとなります。 冒頭曲から、重いリズムと唸るようなボーカル、歌っている内容の辛辣さに圧倒されます。 それは、ロック・フェスティバルの会場で騒ぐ聴衆らに冷めた視線を向けながら、タイトルは『キャンペーン・フォー・リアル・ロック』というのですから、皮肉の度合いがうかがえます。 そして、これこそが今作で、彼が目指した音楽のスタイルなのでしょう。 全曲、どこかシニカル、かつ冷静に物事の本質を突く歌詞、"ジャングル・ポップ(Jangle pop)"のように楽器本来の持つ音色を大切にし、オーディオ的な音質の良さを敢えて放棄し、手作り感を出す"ロー・ファイ(Lo-fi)"的サウンド・アプローチは、ポップ・ミュージックが本来持っていた自由さを取り戻す試みなのではないでしょうか。 なお、シングル・カットされた『ガール・ライク・ユー』は、全英チャート4位、全米チャート32位となるヒットとなりましたが、バックで聴こえるビブラフォンはポール・クック(元セックス・ピストルズ)が演奏しているとされています(……ノー・クレジットなので真相は如何に?)。 あと、インナースリープで、日本の某有名ホテルのフロントの写真が使われているのが、なんとも捻ったユーモアを感じさせるので、ぜひお手に取ってください。 日本盤なので、ライナーノーツ・英詞・対訳・帯、すべて揃っています。 美品です。
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