Ibanez SAS36FM MOD HSH

フレイムメイプルトップが美しいSAをカスタマイズしました。 トラスロッドカバーを外しネジ穴を埋めて上位機種の様なルックスにしました。 ペグはパーロイドボタンでブラックの物に、 コントロールノブをアバロントップの樹脂ノブに交換しました。　 軽量化と速い立ち上がり、金属倍音を抑えてウッディーな方向性の鳴り感に向けています。 ピックアップを フロントをダブルブレード、 センターをシングルレール、 リアをダブルアジャスタブルポールピースタイプの HSHに交換しました。 ボリュームのプルでミドルが残るハイパス(スムーステーパー無し)をオンに出来る様にしました。 フロントは約9kでブレードらしいエッジと太さのあるシングルサウンド、 センターは約7kでレールらしい鋭さがあり、 リアは約14kでアジャスタブルポールピースとカバードならではのコロンとした粒立ちと甘さ、奥行きと艶のある感じです。 トーンのプルでコイルタップ出来ますので繊細な音色に瞬時に切り替えが出来ますので5wayセレクターと併せて9通りのサウンドバリエーションです。 ２つのNOSハイカットコンデンサーの切り替えが出来る3wayのミニスイッチを追加しました。 １つはこもり過ぎる物を入れています。 センターでスルーになりますので、 アイデア次第でプリセットトーンとして瞬時に切り替えたり、エフェクティブな使い方等が出来ます。 内部配線材を当方取り扱いの希少なヴィンテージのドイツKWK製の単線材を使用しています。 こちらの恩恵により高解像度でハイ抜けと分離が良く、 速いレスポンス、タッチニュアンス、ダイナミクス、 そしてコントロールを絞っても反応が良いセンシティブな楽器になっています。 極歪みからクリーンまでボリュームのみで、 また、トーンを扱っても使える音で気持ち良く弾けます。 リアのピックアップマウントエスカッションはメタル製に交換しました。 スプリングは新しく交換しました。 スプリングストッパーのネジ、アームの高さを調整するスクリューはステンレス製に交換しています。 リアパネルは湾曲していますので中心部が少し盛り上がっています。 ネック調整可能、演奏性は非常に弾き易く問題無し。 フレットは減っている箇所で7割以上残であまり減っていない箇所もありますので永く弾いて頂けます。