おまえさん（上下）宮部みゆき

定価：上下各838円＋税＝1843円 上：痒み止めの新薬「王疹膏(おうしんこう)」を売り出していた瓶屋の主人、新兵衛が斬り殺された。本所深川の同心・平四郎は、将来を嘱望される同心の信之輔と調べに乗り出す。検分にやってきた八丁堀の変わり者“ご隠居”源右衛門はその斬り口が少し前に見つかった身元不明の亡骸と同じだと断言する。両者に通じる因縁とは。 (目次) 「おまえさん」(一~十八) 出版社 ‏ : ‎ 講談社 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/22 文庫 ‏ : ‎ 616ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4062770725 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062770729 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 2.3 x 14.8 cm 下：救えるはずだと思った。 父親が殺され、瓶屋を仕切ることになった一人娘の史乃。気丈に振る舞う彼女を信之輔は気にかけていた。一方、新兵衛の奉公先だった生薬(きぐすり)問屋の当主から明かされた二十年前の因縁と隠された罪。正は負に通じ、負はころりと正に変わる。平四郎の甥っ子・弓之助は絡まった人間関係を解きほぐすことができるのか。 (目次) 「おまえさん」(十九~二十一) 「残り柿」 「転び神」 「磯の鮑」 「犬おどし」 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/22 文庫 ‏ : ‎ 616ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 4062770733 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062770736 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 2.3 x 14.8 cm