前作『Scratch』以降にリリースしてきたシングル「Samantha」「Yellow」「Jasper」がそれぞれサウンドの傾向が異なる作品だっただけに、「次のアルバムは一体どんな内容になるのだろう?」と期待していたが、サウンドの多彩さを継承しつつ、ライヴ感のある力強いアルバムという印象だ。「ニュー・ウェイヴっぽい感じを出したかった」という本人の目論見は冒頭の「NO IMAGE」に象徴的だが、そうした近未来的なキラキラした手触りや疾走感はアルバムの随所で垣間見ることができ、本作の大きな特徴となっている。
見本盤
盤のみ
ブックレットあり
店頭演奏用DVDつき