キバナコスモスの種 50粒~100粒
キバナコスモスの花期は6月~10月。
花期になると茎の頂部に、花径4~6㎝程度の、コスモスによく似た頭状花を咲かせます。
葉は羽状複葉で深い切れ込みを持ち、茎に対生します。
コスモスに比べるとやや幅あり、野性の趣を持ちます。
草丈は矮性種で20~50㎝、高性種では1m近くに育ちます。
コスモスに比べると標高の低い地域に自生するため、暑さに強いのが特徴です。
性質は非常に丈夫で、放任でもよく育ちます。
開花は発芽後50~60日で始まり、春に種をまけば夏に咲き、夏にまけば秋に開花します。
こぼれ種でもよく増えるので、一度植えれば毎年花を楽しむことが出来ます。
キバナコスモスの育て方
栽培環境
日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。
やせ地でもよく育ち、肥沃な土壌になると葉が茂りすぎる位です。
日照時間が足りないと生育、花付き共に悪くなるので、よく日の当たる場所で育てて下さい。
水やり
庭植えの場合は、ほぼ降雨のみで大丈夫です。
鉢植えの場合は、用土が乾いたらたっぷりと。
乾燥気味な環境を好むので、過湿にならないように注意して下さい。
植え付け
庭植えの場合は、用土に腐葉土を混ぜ込んで水はけの良い環境を作ります。
さらに元肥として、堆肥などの有機肥料を混ぜ込んでおきます。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土(小粒)7・腐葉土3などの一般的な配合土を使います。
増やし方(種まき)
種まきで増やすことが出来ますが、こぼれ種で自然によく増えます。
種の採取
種は花後に出来ます。
▼キバナコスモスの種
茶色くなって、手で触って自然に取れるようであれば収穫時期です。
晴れた日に採取して下さい。
収穫した種は日陰で乾燥させ、紙袋などに入れて種まきの時期まで保存します。
種まき
適期は4月中旬~7月です。
発芽後50~60日で開花し始めます。
春に蒔けば夏に咲き、夏に蒔けば秋に咲きます。
種は花壇やプランターに直まきで育てることが出来ます。
適当にばらまいてもいいですし、筋まきや点まきをしてもいいです。
点まきの場合の株間は20㎝程度。
深さ1㎝程度の穴や筋を作って種を植えて下さい。
発芽温度は20℃~25℃です。
発芽するまでに7~12日程かかります。
発芽して本葉が3~4枚になったら適当に間引いて下さい。