ロダンを魅了した幻の大女優 マダム・ハナコ
大野 芳
価格 ¥1,980(本体¥1,800)
求龍堂 2018
探索の道にはまった二人の研究者の成果をもとに、ロダンを魅了した女優マダム・ハナコの波乱の人生をまとめたノンフィクション明治時代の末、恋にやぶれてヨーロッパに旅立ったひとりの女性がいた。
女優となった彼女は、一座を率いてヨーロッパ・ロシアを巡業し、一大センセーションを巻き起こした。
明治35年から大正10年に帰国するまでの約20年間、「マダム・ハナコ(花子)」という芸名で人気を博した。
切腹するシーンを演じる花子は、身長136cmの小さな体にもかかわらず、舞台上での存在感は圧倒的で、彫刻家ロダンの目にとまり、彼女をモデルにした彫刻を何点も残している。
本書は、花子探索の道にはまった二人の研究者澤田助太郎氏と資延勲氏の成果をもとに、ロダンを魅了した花子の波乱の人生をまとめたノンフィクションである。
目次
プロローグ
第一章 花子探索の旅
第二章 花子の生い立ち
第三章 花子ヨーロッパへ
第四章 ロダンと花子
第五章 世界大戦争
終章 料亭「湖月」のマダム
明治・大正期、腹切り・芸者等の芝居で欧米で一世を風靡し、ロダンの彫刻のモデルになった女優、太田花子(1868-1945)の生涯を描いたノンフィクション。貞奴と同時代の人で面識があり、森鴎外が1910年、短編「花子」を執筆(フィクションなので事実とは異なるらしい)。この時代に遠く欧米まで行って、ここまでの活躍をした日本人女性ってすごい!…んですが、 ハナコは日記等をつけていなかったので彼女の人生に謎の部分も多いのが残念です。ロダンに「プチト・ハナコ」と呼ばれてたハナコは身長138cmと小柄だったそうです。(レビューより)
カバーにスレが見られますが中はとてもきれいです。
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