リボルバー
原田 マハ
幻冬舎 2021
誰が引き金を引いたのか?
「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。
パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。
高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。
それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。
「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか?」
「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」
ゴッホとゴーギャン。
生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。(版元紹介)
ゴッホとゴーギャンの関係性、ゴッホの最期に使われたリボルバー、登場人物全てが魅力的で面白かった。ゴーギャンを引き止めたいからって耳の切り落としはどうかと思うけど。 リボルバーからここまで物語が広がるとは思わなかった。読み直してまた読みたい一冊。
パソコンで、ゴッホとゴーギャンの作品集を表示しながら読んでいた。
あまりにも有名な二人だが、実はほとんど知らなかったことに気付かされた。
今でこそ、大変な評価を受けている二人だが、その時代には不遇であったことを改めて思い、その心の内の葛藤を考えさせられた。そんなことを内に含みながら、現代の物語が展開する。
フィクションの部分は、フィクションとして、作者の芸術理解の部分は、なるほどと思わされながら楽しむことができた。(レビューより)
購入したときから裏表紙に写真のようなシミがありました。
ご理解ください。
本は大変きれいな状態です。
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