ユリシ-ズの涙
Les Larmes d’Ulysse
ロジェ・グルニエ Roger Grenier
宮下志朗
みすず書房 2000
愛犬と過ごした日々の回想、文学の内外にいる犬たちのアネクドーツを織りなした43の断章からなるエッセー。人生を知りつくした短篇の名手による愛犬家と厭犬家のための本。(データベースより)
目次
謎/犬であることのむずかしさ/非難のまなざし/においの世界/落ちこぼれた者たち/犬たちの天国/過去のある犬/フロベール、ニシキヘビからオウムまで/バック通りの散歩/愛されること/〔ほか〕
ユリシーズが誰にも分からぬように乞食に身をやつして故国に戻ったとき、愛犬アルゴスだけは主人を認める。しかしシラミだらけの老犬は尾を振るばかりで近づく力さえなくしていた。英雄ユリシーズもその姿を見て涙したという。犬という生き物と人間との関わりの深さを象徴してあまりある。
一つ一つの話は単なる逸話にとどまらず、人間と犬についての深い考察が試みられている。犬好きでなくとも楽しめること請け合いである。(レビューより)
本体はきれいです。
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