宮本輝「焚火の終わり」上下

「焚火の終わり 上」 島根県の岬の町に住む美花は、茂樹の異母妹である。幼い頃、岬の家に行くのが茂樹は好きだった。いつも二人は焚火を楽しんだ。父が死に、母も他界した後、茂樹は母のノートから<許すという刑罰＞ との謎のメモを発見する。一方、美花の家には異様な写真が一枚残されていた。「美花は本当に自分の妹だろうか」出生の秘密を探るうち、さらに強まる二人の絆。それは恐ろしいほどの疼きとなった。 集英社文庫 2000年11月25日第1刷 2001年6月6日第3刷 「焚火の終わり 下」 蠱惑の極みの陶酔…異母妹？！美花はもう、茂樹のすべてだった。罪悪感が、二人の果てなき愉悦の火種となった。フランクフルトへの転勤を前に、茂樹は辞職を決意する。生活の糧とすべく、二人は岬の家の近くに廃屋同然のかやぶき農家を移築して改装し、旅館業を営む決意を固めた。準備をすすめる中、美花は自分の出生の謎を記した茶封筒を手にする・・。 (解説：池内紀『宮本輝の小説家魂』) 集英社文庫 2000年11月25日第1刷 ☆出品中の書籍700件以上☆ ゆうパケットサイズ内の同梱で¥180引きいたします。希望の方は詳細をプロフィールにて確認の上、ご購入前にご連絡ください。 ページ下部出品者より、すべての商品を見られます。 #宮本輝 #エンタメ/ホビー #文学/小説 #長編小説 #本 #BOOK #novels #文庫 #木立書房,書籍 #木立書房,宮本輝の本