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天と小口と内扉にゴム印があります。
学校から帰ってきたら、大切に飼っていたインコが冷たくなっていた。悲しみをこらえて河原へ行き、穴を掘ってお墓をつくりインコを埋める。丘に登ってぼんやりしているとカラスが一羽、インコの墓のある方へ降りていく。「だめー! 」駆け降りた時には墓は掘り返されてからっぽ。カラスが死んだインコを食べてしまったのだ。翌日、再びお墓へいくと、またカラスが来る。石を投げつけていると、偶然にも当たってしまう。動かないカラスの前でぼうぜんとするわたし…本当に殺してしまったの?
身近な命から生と死を深く考える物語。
きょう、ピピッチが死んだ。ピピッチ―わたしの、空色のセキセイインコ。ピピッチがゆびにとまっていると、ほんのちょっと重くて、ピピッチのにおいがした。あたたかくて、やわらかくて、ピピッチがいると、くふくふ、わらいたくなる気持ちになった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
さえぐさ/ひろこ
三枝寛子。大阪府生まれ。第十一回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞
いしい/つとむ
石井勉。千葉県生まれ。漆工芸、染色工芸を学び、絵本・さし絵に意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
発売日 : 2006/12/15
単行本 : 96ページ
ISBN-10 : 4494010936
ISBN-13 : 978-4494010936
商品の寸法 : 21.5 x 15.3 x 1.2 cm
出版社 : 童心社 (2006/12/15)