男を虜にする愛の法則

男を虜にする愛の法則―パリ高級娼婦館女主人の告白 グリュデ，クロード【著】〈Ｇｒｕｄｅｔ，Ｃｌａｕｄｅ〉 伊藤 緋紗子【訳】 講談社　1996 知られざるフランスの裏面が見えてくる。某国皇太子妃や伯爵夫人、フランス映画界を代表する女優も、“クロードの館”が出発点だった。ヨーロッパの上流社会を震撼させたマダム・クロード、話題の自叙伝。 目次 第１章　パリで自立を 第２章　一流の女になるために 第３章　裏社会に生きる 第４章　人生の中の幸福探し 第５章　娼婦館女主人のつまずき 第６章　女の人生はミステリアスに 著者について 【クロード・グリュデ】 1923.7.6フランスに生まれる。 1962　友人ナディーヌから売春宿を受け継ぎ、「マダム・クロード」となる。2年がかりで、クロードの館は質的にも収入面でもフランスで最も成功した売春宿となった。 1967　各国の王や大統領、政治家などが顧客となり、館の娘たちはホテルリッツやプラザ・アテネなどで仕事をした。 1970　ブウランヴィリエ通りの古いプチホテルを買い取る。その後、住所を転々とし、税金問題から逃れながら仕事を続ける。 1974　ある政治家夫妻とクロードの関係が警察の取り調べの対象となる。クロードが黙秘したため、クロードの館は閉鎖に。 1977　税金問題から逃れるため、ロサンゼルスに逃避行。その後、ニューヨークへ。 1985　フランスに戻るが、脱税容疑で逮捕され、カオール刑務所に4カ月収監される。出所後、2番目のネットワークづくりを開始。このことで再逮捕され、フルーリィ・メロジ刑務所に収監される。1986年より、PR業、結婚相談所、美容アドバイザーなど、さまざまな仕事につく。 1994　自叙伝『madam』（ミシェル・ラフォン社）を出版。 #クロード・グリュデ #伊藤緋紗子 #裏社会 #本 #BOOK #mimi本 #西洋文化 #娼婦 #女性 #風俗 #エロス #20世紀 #フランス #パリ #評伝・自伝