ハイスピードEXギヤ(3.7:1)をフローティング加工する治具です。3Dプリンタを利用してPLA樹脂で作成しています。写真1枚目が商品です。2枚目以降は説明用です。
ギヤの加工に別途
・M2ビス4本とナット
・8mmドリル(藤原産業(株)さんのsk11 鉄工用 六角軸 フリードリルにて撮影&確認※)
・その他、ドライバー、カッターなど
が必要です。
※治具保護の観点から先端のみ刃の付いたドリルを使用しています。価格も高くなく入手性も良いのでご参考になれば。
~手順~
1.薄い治具にギヤをハメて下さい。2種類ありますが穴が狭い方が片軸、広い方が両軸用です。片軸ギヤを加工する場合、事前に写真の箇所を1mm程度残して切り取って下さい。個体差によりカチッとハマるケースとやや抜けやすいケースを確認していますが、どちらの場合も加工できました。ここ大きくブレなければ大丈夫です。
2.筒状の治具にギヤ部をハメ、四隅のビス穴を揃えます。
3.四隅をビスとナットで止めます。
4.筒状の治具側からドリル刃を刺し込んでください。刃で治具を削らないように注意してください。以降のガタツキの原因となります。逆回転で押し込むと良いです。
5.奥まで押し込んだら裏側からギヤが隙間なくセットされている事を確認し、なるべく上から力を加えて削ります。途中で削りカスを掻き出してください。
6.貫通したら治具から外して完成です。バリが気になる場合は逆側からドリルで浅めに軽く揉んで下さい。
830、850(※2)をセットするとニュっと入っていく具合です。
こちらの治具を利用した事により生じた被害など、当方では責任を負いかねます。ご了承ください。
※1 ミニ四駆以外でも使い回し可能な工具を利用する事にこだわりました。
写真のドリル刃は貫通加工向きではありませんが刃が先端のみなので治具の保護の観点から良いです。
※2 22年6月にレギュ改定がありました。この治具は850in520の利用を推奨するものではありません。ご利用は各自の判断でお願いします。
※3 説明写真は別バージョンのものも使用しています。
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