songs for a raney day / sue raney
雨の日のジャズ / スー・レイニー
1. 雨のブルース
2. インポッシブル
3. ア・ブロッサム・フェル
4. 苦しみを夢にかくして
5. ザ・ウィッパーウィル・ソング
6. レイン
7. レイン・オン・ザ・ルーフ
8. ブルー・ティアーズ
9. イグザクトリー・ライク・ユー
10. ワナ・ラーフ?
11. マイ・プレイヤー
12. 九月の雨
高田敬三 氏 ライナーノーツより一部抜粋
最近、イチローや新庄の活躍で大リーグのベースボールが、日本のファンにとっても大変身近なものに成ってきたが、スー・レイニーも大のベースボール・ファンだ。彼女のご贔屓はロスアンゼルス・ドジャースでドジャー・スタジアムでの野球の開幕式で、国歌を歌ったこともある。
因みに彼女のご主人は、シカゴ・カブスの三塁手として活躍したカーメン・ファンゾーンだ。彼は、トランペットやフリューゲルホーンも吹き、彼女のディスカバリー盤の中のマイケル・フランクスが書いた〈ベースボール〉という歌で共演している。
本アルバム「雨の日のジャズ」は、キャピトルのエグゼクティヴA&Rマンだったリー・ジレットのアイディアで発音が同じ雨模様の意味の“Rainny”と彼女の“Raney”を引っかけたしゃれたタイトルで、雨に因んだ曲、あるいは歌詞に雨の出てくる歌を中心にビリー・メイのつぼを得た編曲と指揮のオーケストラで歌ったもので、彼女の初期の代表作に数えられるものだ。彼女 の父親がビリー・メイの大ファンだったので、 彼女にとってもビリー・メイとの共演は大変エキサイティングな事だったという。最初と最後に、雷の音と窓を打つ雨の音が入るのもしゃれ ている。窓から外を眺める彼女の写真を使ったブルーを基調にしたジャケットもアルバムの内容を見事に表わしていて秀逸だ。
#CD
#ジャズ
#SongsForaRaneyDay
#雨の日
#スー・レイニー