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飯沢耕太郎『同時代写真 -クロニクル 1993-1997-』

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★写真評論、批評★ ■アジアの現代写真の盛況、若手写真家たちの揺らぐまなざし、CD-ROMやデジタルカメラの登場など、写真をめぐる5年間の動向を最前線で活写する。(写真40点) 目次 1993 写真ビエンナーレに出かけてきた 「ロッテルダム写真ビエンナーレ」 社会環境を構造的に把握してゆく視線 ルイス・ボルツ展「法則」 ストレートか? インスタレーションか? 「第一回写真新世紀展」「写真3.3・展」 写真家としての存在の根を示す姿勢 楢橋朝子写真展「NU・EI」 ・アジアの写真・を求めて 「11月、韓国写真の水平」 神話世界への想像力 セバスチャン・サルガド写真展「人間の大地」 忘れかけていた・恐怖・の感情 猪瀬光「1982-1992」 環境に向けられる視線の変質 「発言する風景 クリティカル・ランドスケープ」展 新しい写真の可能性を模索する試み 「デジタローグ・ポートレイツ」展 生の気配を凝視する眼 「安井仲治写真展」 まったく新しいタイプの・旅・の写真家 「マックス・パム写真展」 韓国の現在を・身体・的にとらえたイメージ 瀧浦秀雄写真展「韓国の玉手箱」 世紀末日本の無秩序に拡がる都市空間 金村修写真展「CRASHLANDING IN TOKYO'S DREAM」 危険なのは・型・に安住してしまうこと 写真プロジェクト「人間の街'93」 メランコリックな東京 桑原子雄・荒木経惟 ■著者略歴: 写真評論家。きのこ文学研究家。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996、サントリー学芸賞受賞)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『きのこ文学名作選』(港の人 2010)、『深読み! 日本写真の超名作100』(パイインターナショナル、2012)、『現代日本写真アーカイブ 震災以後の写真表現2011-2013』(青弓社、2015)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017)などがある。 ■未来社 1999年刊 ■状態:特に目立った傷みなどなく状態概ね良好。
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