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トミカ 三菱 ⅰ(ミツビシ アイ 2006年発売)

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トミカの「No.117 三菱ⅰ(2006年発売)」です。購入してから中身を確認後、暗所に保管してありました。ご存じの通り三菱ⅰはガソリン車として発売された後、電気自動車「i-MⅰEV(アイ・ミーヴ)」として改装されて日本初の量産電気自動車(メジャーメーカー製の)として名を馳せましたね。のちに同ユニットを使用したミニキャブ・ミーヴも実用的な電気自動車として話題を集めたのですが、充電式バッテリーのみによる航続距離の短さは根本的な改良を施すこと叶わず、またプレミアムクラスの軽自動車よりもはるかに高い価格にも抵抗感をぬぐえない方も多かったことでしょう。当時の社用車などに使われていた車両もリースカーが多かったようで私の地元ではほぼ見かけないクルマになってしまいました。対してガソリン車の方はいまだに元気に走っているところを見かけます。当時、ワンモーション・フォルムとアピールしていたフロントエンドからリヤエンドまで続く滑らかなサイドラインはこのクルマの美しさのツボ。かがんだウサギのような愛らしさです。軽自動車を買うならばコレの4WDがいいなと思っていました。リヤエンジンにより走行時のエンジン騒音も室内への侵入は少なく、前席の足元も広々として当時の軽自動車の中ではトップクラスの乗り心地の良さだったとか。トミカ版も例にもれず(ほかの商品解説でもおなじみのように)シャーシ裏のモールドにフロントドライブトレインを持つ4WD仕様でした。トミカも電気自動車版に改装され、多くのバリエーションを生みましたがシャーシ裏がどうなったのか、気がかりではあります(ミーヴには4WD仕様がなかったハズ)。三菱ファンの方にとっても印象に残っているであろうこの名車、ぜひあなたの手のひらの上でこのフォルムの愛らしさを再確認してください。
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