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天・小口・地にヨゴレ、ヤケがあります。
中身には使用感がありますが、書き込みはございません。
●タイトル:空飛ぶ豚と海を渡るトウモロコシ 穀物が築いた日米の絆
●著者:三石誠司
●ページ数:218ページ
●出版社:日経BPコンサルティング
●内容:(「BOOK」データベースより) どうする?日本の食料。米国産トウモロコシに秘められた解決のカギ。 今、環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる議論で、激しい甲論乙駁が続いています。 しかし、政治家や農業団体、産業界などそれぞれの立場の主張が戦わされているものの、 消費者にとって「この国の農業はどうなるのか」「私たちは将来、食料を確保できるのか」 といったことへの、明確な答えは見えてきません。 少し前、日本の食料自給率が40%と、先進諸国の中では驚異的に低いことが話題になりましたが、 なかなか実感できていないのが今の日本の実態です。 日本のトウモロコシの自給率はゼロ%と聞いて驚く人も多いのではないでしょうか。 わずかな国産トウモロコシはありますが、比率が少なすぎて貿易統計上はゼロ%です。 実は年間1600万トンものトウモロコシを日本は輸入し、 家畜飼料や食品加工用などに使っています。 いくら「国産を増やしましょう」といっても、今トウモロコシの輸入をやめれば、 日本の畜産業と清涼飲料産業などは存亡の危機にさらされると言っても過言ではありません。 そのトウモロコシを半世紀にわたって日本に供給し続けてきたのが米国でした。 この先の世界の人口爆発で食料自給が逼迫しても、 日本が安定的に食料を確保し続けることは可能なのでしょうか。 将来の日本の農業と食料を考えるのに、欠かせない1冊です。