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本所しぐれ町物語

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akko34053109's shop
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市井の人々の悲哀をつつみ、今日も「しぐれ町」は明け暮れる――。 再会、借金、深情け。名匠が描くドラマに満ちた群像劇。 浮気に腹を立てて実家に帰ってしまった女房を連れ戻そうと思いながら、また別の女に走ってしまう小間物屋。大酒飲みの父親の借金を、身売りして返済しようとする十歳の娘。女房としっくりいかず、はかない望みを抱いて二十年ぶりに元の恋人に会うが、幻滅だけを感じてしまう油屋。 一見平穏に暮らす人々の心に、起こっては消える小さな波紋、微妙な気持の揺れをしみじみ描く連作長編。 【目次】 鼬の道 猫 朧夜 ふたたび猫 日盛り 秋 約束 春の雲 みたび猫 乳房 おしまいの猫 秋色しぐれ町 [対談]藤沢文学の原風景(藤沢周平/藤田昌司) 【巻末対談「藤沢文学の原風景」より】 藤田昌司 強い人間ではなくて弱い人間、孤独な人間、時にはだらしない人間、そうした人間にシンパシーを感じる、そういうところが藤沢文学の大きな魅力になっていると思います。(略) 藤沢周平 さっき小説で救われたといいましたけれども、それは傷口がふさがったということで、傷跡もなにもなくなって万歳というわけではないのです。そういう気持が弱者に向かわせるのではないかと思うのです。何か救いがあるのだということを、自分も含めて信じたいですね。そういうものを書きたいです。 藤沢周平(1927-1997) 山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。1971(昭和46)年、「溟い海」でオール讀物新人賞を、1973年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍。『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』、『白き瓶』(吉川英治賞)、『市塵』(芸術選奨文部大臣賞)など、作品多数。 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (1990/9/27) 発売日 ‏ : ‎ 1990/9/27 言語 ‏ : ‎ 日本語 文庫 ‏ : ‎ 323ページ ISBN-10 ‏ : ‎ 410124720X ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101247205 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 2 cm
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