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ミハイル・ブルガーコフ 犬の心臓・運命の卵 (新潮文庫)

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ヒトの脳を移植された犬が、大量発生したアナコンダが、人々を戦慄させる――。 ソ連体制下で全作品発売禁止! 問題作2作を新訳で。 ヒトの脳下垂体と睾丸を移植された犬が名前を欲し、女性を欲し、人権を求めて労働者階級と共鳴し、ブルジョワを震撼させる(「犬の心臓」)。繁殖力を高める生命光線を浴びて、大量発生したアナコンダが人々を食い荒らす(「運命の卵」)。 奇想天外な空想科学的世界にソヴィエト体制への痛烈な批判を込めて発禁処分となった、20世紀ロシア語文学の傑作二編を新訳で収録。用語、背景などについての詳細な注解および訳者解説を付す。 ミハイル・ブルガーコフ (1891-1940) ウクライナ生れ。キエフ大学医学部卒業。空想科学的世界と現実を織り交ぜて社会を風刺する「悪魔物語」などで注目された。しかし、ソ連体制下において、その風刺性ゆえに作品の多くが発禁処分となり、政治的抑圧を受けることとなった。最晩年の代表作「巨匠とマルガリータ」も生前に発表することはかなわなかったが、のちに再評価が進み、近年では20世紀ロシア語文学を代表する作家のひとりとされている。 増本浩子 1960年広島市生れ。神戸大学大学院人文学研究科教授。専門はドイツ文学。著書に『フリードリヒ・デュレンマットの喜劇』訳書にデュレンマット『失脚/巫女の死』『デュレンマット戯曲集全3巻』などがある。 ヴァレリー・グレチュコ Gretchko, Valerij 1964年ロシア西部スモレンスク生まれ。東京大学などで非常勤講師。専門はロシア文学。著書に『ロシア文化の方舟―ソ連崩壊から二〇年』『ロシア・フォルマリズム―言語・メディア・知覚』(いずれも共著)、訳書にハルムス『ハルムスの世界』(共訳)などがある。 犬の心臓・運命の卵 (新潮文庫 フ-61-1) ミハイル・ブルガーコフ/〔著〕 増本浩子/訳 ヴァレリー・グレチュコ/訳
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