日本語の書籍としてはほとんど唯一のドイツ製蒸気機関車の各型の写真、図面や開発の経緯、設計思想等をまとめた技術資料。
「全盛時代のドイツ蒸気機関車」
(篠原正瑛 編著 フリードリッヒ・ウィッテ 序文)
1971年12月10日第1版発行
50年以上前に3000冊限定で出版され、現在は絶版となっており入手は非常に困難なもの。
400ページ以上の大型書籍。
ケースに戦前のドイツ国鉄(DRG)のシンボルマークが印刷されていて印象的。
中身はBR01からBR98までの各型が順番に前半が写真、後半が図面等のテクニカルデータで構成されている。
テクニカルデータの項ではカタログスペックの他にその機関車の開発された経緯、設計思想、実際の運用実績などがまとめられていて、第一級の技術資料といえる。
カバーは傷み、破れがあり譲り受けた時には補修跡あり。本体は少し焼けがあるものの破れ等はない。