■■■商品説明■■■
尾形光琳(法橋光琳)の『重文 躑躅図(岩に草花の図)』
複製画(工芸印刷品)
大塚工藝社 製作
講談社 発行
昭和51年5月20日刊
定価:十七万八千円
躑躅図(つつじず) 尾形光琳筆
「たらし込み」で描かれた土坡と流水のほとりに、鮮やかな紅色の躑躅が空に向かって枝を伸ばす。
その手前に、白い躑躅がひっそりと咲く姿が、また対照的で美しい。
流水を挟んで左右に大小の土坡も配しており、本図は小品ながらも、このような形や色彩の対比が見事に計算されている。
まるで箱庭でもみるかのようにすべてが縮小された作品には、洗練された意匠感覚が反映されている。
作者の尾形光琳(1658~1716)は江戸時代中期に絵師として活躍した。
【ご参考】
尾形光琳(法橋光琳) (おがた こうりん)
江戸前・中期の画家・工芸意匠家、琳派の大成者。
京都生。宗謙の次男、乾山の兄。
名は惟富・伊亮・方祝、幼名は市之丞、別号に道祟・寂明・長江軒等、道号を日受。狩野派の山本素軒に学び、また本阿弥光悦・俵屋宗達に私淑してその作風の復興を志し、装飾的で華麗な表現の世界を築く。晩年は尾形乾山の陶器の絵付も手がけ、工芸意匠にも優れた作品を残した。代表作に「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」「八橋蒔絵硯箱」などがある。享保元年(1716)歿、59才。
<状態>
経年の汚れ、少しのシワがございます。(写真参照)
状態は画像でご判断お願い致します。
商品は画像のもので全てです。
こちらは中古品になりますので、充分ご理解のうえご購入よろしくお願いします。
■■■サイズ(実測)■■■
本体:長約137cm 幅約67cm