ジョー・ストラマー X-レイ・スタイル

盤面良好 クラッシュ clash 99年のフジ・ロック・フェスにも登場した元クラッシュのメイン・マンの新バンド。へナッとした歌声,ギターの音やドライヴする太鼓のビートにクラッシュの影を見つけて喜ぶファン 今年のフジ・ロック・フェスで健在ぶりを鮮やかにアピールした元クラッシュのジョー・ストラマーが、サントラを除けば10年ぶりとなる2作目のソロ・アルバムを発表した。ソロ作といっても、今回は曲作りのパートナーでもある元パルプ~エラスティカのアンソニー・ゲンや、元ブラック・グレープのマーティン・スラタリーら、5人編成のバンド、メスカレロスを率いての本格的な復活作でもある。 音楽的には昔から親しんできたレゲエのほか、サンバやメキシカン、ヒップホップまで実に多彩で、それを現在46歳のジョーを中心とするバンドが、力みのない演奏と柔軟なアレンジで淡々と聴かせる。すでにここにはクラッシュ時代のたぎるような熱さや迸るような疾走感はない。が、代わりに叙情的でもある味わい深いヴォーカルや、年輪を重ねたアーティストならではの語り口による根本は変わらない鋭いメッセージなど、自然体で滋味にあふれた豊かな音楽がある。 ジョー・ストラマーが、新バンド/メスカレロスと共に活動を再開! 元ザ・クラッシュの代表メンバー/ジョー・ストラマーの新バンドTHE CLASH解散後、サウンドトラックの制作や俳優としての活動で話題を提供してきたものの、バンド活動から遠ざかっていたジョー・ストラマーが、新バンド/メスカレロスと共に活動を再開しました。90年代THE CLASHとも呼ばれるRANCIDのティム・アームストロング(vo/g)によるレーベル=Hellcat Records(Epitaph傘下)よりリリース! 米の超人気アニメ「サウス・パーク」のサントラにレッチリのフリー、レイジのトム・モレロ等と共演したことでも話題を集めました。