法の哲学 自然法と国家学の要綱 ヘーゲル 上下巻揃

・ヘーゲル『法の哲学 自然法と国家学の要綱 上』(上妻精／佐藤康邦／山田忠彰＝訳、岩波書店、岩波文庫、2021)2021 帯付、カバースレ・キズ・ヨゴレ少、表紙上部ヨレ(画像9枚目参照)、背表紙上部ヨレ(画像3枚目参照)、裏表紙上部ヨレ少／本体小口キズ・(底／画像6,7枚目参照)ヨゴレ少 ・ヘーゲル『法の哲学 自然法と国家学の要綱 下』(上妻精／佐藤康邦／山田忠彰＝訳、岩波書店、岩波文庫、2021)2021 帯付、カバースレ・キズ・ヨゴレ少、表紙上部ヨレ少、背表紙上部ヨレ(画像3枚目参照)／本体小口キズ少(底／画像6,7枚目参照)・ヨゴレ少 b2.8/b4 1821年の公刊されたヘーゲルの主著の一つ。法の原理的検討からはじまり、家族、市民社会、国家の洞察へと進む。それはまさに近代の自画像を描く試みであった。上巻は、「第一部 抽象法」「第二部 道徳」を収録。「ミネルヴァの梟は、夕暮れの訪れとともに、ようやく飛びはじまる」という名高い一文が登場する。（『上』表紙より） 1821年に公刊されたヘーゲルの主著の一つ。下巻は、家族から出発する「第三部 人倫」を収録する。放埓と退廃がはびこる欲求の体系としての市民社会、その動的展開の揚棄を介して、人倫的理念の現実性としての国家のあり方へと進む。ここに描出させる近代の自画像には、現代にも通じる洞見が含まれている。（『下』表紙より）