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Night Ranger A.O.R.系ハードの隠れ名盤5th「Man in Motion」 Metal Mind盤デジパック仕様限定盤 未開封新品。

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    岐阜県
商品名称
Night Ranger A.O.R.系ハードの隠れ名盤5th「Man in Motion」 Metal Mind盤デジパック仕様限定盤 未開封新品。
商品说明
御存知!Night Ranger  A.O.R.系ハードの隠れ名盤5th「Man in Motion」 Metal Mind盤デジパック仕様限定盤 輸入盤 未開封新品でございます。



このMetalmind盤全般に言える事でございますが、こちらは若干リマスターが成されている模様でございます。非常に良心的な音質でございます。




内容は言わずもがな。ラインナップは全盛期末期、Jack Blades(Vo&B、ex-Rubicon、Stereo 後にDamn Yankees)、Kerry Keagy(Vo&Ds、ex-Stereo)、Brad Gillis(G、ex-Rubicon、Stereo、Ozzy Osbourne)、Jeff Watson(G)となります。



キーボード奏者はゲストでございますが、非常に興味深い参加陣でございます。



Alan Pasqua(ex-New Tony Williams' Lifetime(名ギタリスト故Allan Holdsworth在籍。Jeff Watsonの1stにもこの絡みで参加?)、Giant(かの名ギタリストDan Haff結成))、


John Purdell(後にプロデューサーとしてOzzy Osbourne、Dream Theater、L.A.GUNS等を手掛ける。ここからOzzy Osbourneでの起用に繋がる?)、Jesse Bradman(後にツアーメンバー起用)、


そしてEric Persing(シンセのサウンド・デザイナー。ローランド等で知られる)/Claude Gaudette(映画音楽で知られる作曲家)、Joice Imbesi(Yanni等スムース・ジャズ系で知られる)でございます。





これだけ注目を浴び、成功を収めた割にはフォロワーがいないという不思議なバンド。メンバー全員が芸達者、それを生かした演奏・アンサンブルに楽曲というところがミソでございますが..............................


それもその筈、そもそもキャリアが異色。



メインで作曲を行うJack BladesやBrad Gillisが「Sly & The Family Stoneにウエスト・コースト・サウンドを加えたかの様な」と評された、かの伝説の「California JamⅡ」にも出演したファンク系名ロックバンド「Rubicon」出身。


12弦アコースティックギターをハイテク感巧みに操り、フュージョン系の正確な演奏力を持つJeff  Watson。


アメリカンHR/HMの草分けとして知られ、BritishHM系バンド等にも奉られた伝説の「Montrose」出身で、メジャーか?ローカルか?というアメリカンHR/HMの極端な格差社会時代に中堅として孤軍奮闘した元同僚のSammy Hagar Bandにも在籍したというキャリアを持つものの、何故か?当時の「ブラコン系」的な演奏や音造りをする(既に脱退しておりますが.....)Alan "Fitz"gerald。


そしてかのRubicon解散後のJack Blades/Brad Gillisと「Stereo」というHRバンドを組みNight Rangerに発展するものの、明らかにジャズやジャズ系名演奏者の影響を強く受けた「歌う手数系名ドラマー」(非常に珍しい)のKelly Keagy。




....................................真面な訳が無い!



メインの作曲はJack Bladesではございますが、メロディアスとは言えどアメリカンHR/HMの系のそれではなく、明らかにポピュラー系のもの(後々のStyxのTommy Shaw(Damn Yankees同僚)とのプロジェクトからも伺えますが.........)。


その分野外のポピュラーさを持つ楽曲にハードさを加え、芸達者なメンバーの巧みな演奏・アンサンブルを練り込んだ音楽性はHR/HMにおいても非常に稀有なものではなかろうかと存じます。


Brad Gillis/Jeff Watsonのハードなツインギターのコンビネーションの巧みさが当時は売りでございましたが、楽曲にスケール感や躍動感・立体感を作り出すKelly Keagyのドラミングも見事なもの(ハイハット、タムやシンバル捌きにも注目)。


一見HR/HM系に見えるものの、所々で(当時のポピュラー系)ブラコン感覚が演奏や音造りにも伺える(既に脱退しておりますが)Alan "Fitz"geraldの味付けも興味深いところ(ピアノ捌きも)でございます。



ハード/へヴィ面と分野外のポピュラーさの絶妙なバランスがNight Rangerの音楽性の確立を呼んだ感がございます............................後のDamn Yankeesも同様でございますが....................................






前作”Big Life”は質に反比例しセールス不振。起死回生を狙い、当時大ヒットしたWhitesnake「1987」に絡む事もあり名プロデューサーKeith Olsenを起用した感がございます。



但し、二曲はBrian Forakerを起用。アメリカンHR/HM系のプロデューサーとして知られますが、そもそも「Footloose」等サントラ盤制作のプロデューサーとしても知られる方でございます。

前作はサントラ盤提供曲のヒットがあり、レコード会社主導でその再現を狙っていた感がございます。

興味深い分野外のキーボード奏者起用やかのRuss Ballard(ex-Argent)カバー楽曲からも伺えるものでございます。


但し、当時のChicago、Heart等A.O.R.系のバラード曲ではございますが.......................................




前作では(日本で言う)A.O.R.系のメロディアスさが目立つものでしたが、(ここでは落ち着きがある作風とは言えど)ロック色やハードさを強めており、Night Ranger特有のポピュラーさとは言えどアメリカンHR/HM系のメロディアスさでございます。

楽曲のハードさ・メロディアスさは後にJack Bladesが結成する”Damn Yankees”に繋がる感がございます....................................................................



Brad Gillis/Jeff Watsonそれぞれのテクニカルな見せ場も目立ち、長年のファンの溜飲を少し下げた感がございます。但し、2ndで魅せたツインギターの巧みさ・スリリングさは弱いものではございますが...............................................................

Kelly Keagyの演奏は以前同様巧みなものではございますが、前作同様によりロック的でシンプルさを意識した感覚がございます。



楽曲毎に使い分けの感のあるJack Blades/Kelly Keagyのツイン・ヴォーカルではございますが、楽曲内での使い分けも久々に登場致しております。




以前同様に質は高く、多くの隠れた良曲が収められておりますが、楽曲によっては煮詰まりを見せるものもあり、更にはセールスやチャートアクションは前作を大きく下回り不振。


但し、当時の音楽シーンでは異色な感のあった日本では(日本で言う)A.O.R.系音楽に強い事もあり(Joseph Williams期のTotoが大ヒットしましたし.................)結構なヒットとなりましたが...........................................................................これが救いなのかもしれません......




以前同様にNight Ranger特有の分野外のポピュラーさがレコード会社の目に留まり、シングルヒット志向の安易なマーケット分析がなされ、したり顔で関係者がバンドに介入する異常な状態。

(Asiaや”Cinema”Yes、Whitesnake等の例がございますが.........................)



おまけに音楽シーンが「Thrush Metal台頭」や「オルタナ/グランジの胎動」という時代に変わり苦戦。

バンド内の音楽性の対立もあり、ライヴ映像そしてそれに付随する作品を残し解散の道を選ぶ事となります..........






現在は入手が困難の模様。この機会に是非。






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