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【Darker Than Blue】 DEEP PURPLE - DEFINITIVE BOSTON 1973 ディープ・パープル

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【Darker Than Blue】 DEEP PURPLE - DEFINITIVE BOSTON 1973 ディープ・パープル
Item Description
PCに取り込むため1度触れました。盤面は新品同様の美品です。ケースひび。Darker Than BlueオリジナルのプレスCDです。限定No.付き



DEEP PURPLE - DEFINITIVE BOSTON 1973 (プレス2CD)

Live at Boston Music Hall, Boston, MA, USA 24th May 1973 TRULY PERFECT SOUND (UPGRADE)

 崩壊迫る1973年の第II期DEEP PURPLEにあって「破格の大名盤」と絶賛された名作がブラッシュ・アップ。最高峰を更新した永久保存プレス2CDで登場です。

 その名盤に記録されているのは「1973年5月24日ボストン公演」。そう、1973年の真実を極上オーディエンス・サウンドで伝えてきた名盤『BOSTON 1973』のアップグレード盤です。そのアップグレードぶりが気になるところですが、まずはショウのポジション。当時のスケジュールを振り返ってみましょう。

《1月13日『紫の肖像』リリース》
・1月16日-2月10日:欧州#1(16公演)
・2月16日-28日:英国(10公演)
・3月5日-20日:欧州#2(10公演)
・4月12日-6月19日:北米(42公演)←★ココ★
・6月23日-29日:日本(6公演)
《第II期DEEP PURPLE崩壊》

【1973年を代表する超名録音】
 これが1973年上半期のDEEP PURPLE。ご存じの通り、二度目の来日公演を最後に黄金の5人は崩壊してしまうわけですが、本作のボストン公演はその前に行われた全米ツアーの一幕。全42公演中23公演目にあたるコンサートでした。当時の人間関係は最悪だったとも言われますが、実のところ人気面では絶頂期。1973年4月に米国発売された『MADE IN JAPAN』が全米6位、5月にリリースされたシングル『Smoke on the Water』が全米4位へ駆け上がる大ヒットとなっており、それに伴ってツアーも大盛況。まさに空前の大成功真っ直中で行われたアメリカ公演を真空パックしたライヴアルバムなのです。

 そんなショウを記録した『BOSTON 1973』は、以前から「1973年の代表作」として絶賛されてきた名録音中の名録音。70年代のボストンでPINK FLOYDやQUEEN等の名作を次々と記録した名手による録音で、しかも、録音者のオリジナル・マスターからデジタル化されたもの。『BOSTON 1973』以前から録音自体は知られていましたが、アンコール待ちや曲間など、トータルで5分ほど長く収録された最長版だったのです。その圧倒的なクリアさも力強い芯もそんじょそこらのサウンドボードを蹴散らすほどに鮮やかだったのです。

 しかも、サウンドだけでなく、演奏までもが凄かった。この時期は人間関係の悪さから一般的にイメージが良くないのですが、このボストン公演はそれが信じられないほど素晴らしい。もうオープニングの「Highway Star」からリッチーもジョンもテンションが高い。さらに「Smoke On The Water」ではリッチーが中近東風のフレーズを織り込んだソロを奏で、2分近くイントロ・ジャムを聴かせる「Strange Kind Of Woman」でもきびきびしたソロを披露。そんなスポンテニアスな雰囲気たっぷりの演奏が次々と飛び出し、1973年には貴重な「Lucille」まで途切れない。そして、飛びっきりなのがギラン。特に「Child In Time」ではキャリア・ベストと言い切りたい凄まじいヴォーカリゼーションを轟かせ、強烈なスクリームと繊細でエモーショナルな声の使い分けも鳥肌モノ。もちろんギターとオルガンの掛け合いとソロも嵐のようで、これだけテンションの高い「Child In Time」が1973年にも演奏されていた……そんな事実を実際の音で突きつける、まさに1973年の最高峰となるオーディエンス録音でした。

【最高峰を更新するナチュラル・サウンド】
 そして、本作はその伝説的名録音の最高峰をさらに更新したのです。元マスターに遡って改めて細心マスタリングで磨き込んだのですが、最大のポイントはナチュラルな質感。『BOSTON 1973』も素晴らしいサウンドではあったのですが、実はこの録音はそもそも高音のアタックが強い。初登場の2009年はラウドネス・ウォー時代でもあったために「それで良し」とされてきたのですが、ナチュラル志向の現代基準ではやや耳に痛い。録音の真実はさておいても「現場の真実」にはそぐわないサウンドと言わざるをえなかったのです。そんな中で決まった本作のマスタリング方針は「現場音の再現」。もちろん、録音し直すわけではないので完全一致とまではいきませんが、遙かにナチュラルで第II期DEEP PURPLE本来のサウンドに限りなく近い音を実現したのです。

 もう全編・全ノートが生まれ変わっていますが、特に分かりやすいのはヴォーカルでしょうか。もちろん、イアン・ギランの金属シャウトは鋭いままですが、その発音が断然聴きやすくなっている。特に「サ・シ・ス・セ・ソ」。録音事情に詳しい方ならサウンドボード/オーディエンスに限らず、サ行のピークに歪みが発生しやすい事をご存じかも知れませんが、本作はそのピークも引っかかりなく自然に聴けるのです。もう1つ挙げるならドラム。『BOSTON 1973』では特にシンバルなどの金物類がキンキンとしていて、打音ピークに至っては半ば炸裂音になっていた。ここもまた、シャープなままに自然に聴けるサウンドに仕上がっているのです。

 まさに1973年の最高峰。当人達の証言によって芳しくないイメージもある時期ですが、こと全米に関しては人気絶頂の観客を前に燃えないわけがなかった。そんな熱いライヴを超クリア&ダイレクトなだけでなく、ナチュラル感で最高峰を更新したサウンドで現場体験できるのです。驚異の新発掘盤『LONG BEACH ARENA 1973(Darker Than Blue 272/273)』も同時リリースとなるため、軽々に「1973年のNo.1」と断言しづらくなりましたが、歴史的名録音のベスト・バージョンなのは間違いない。1973年のイメージを覆す新旧大名盤の同時リリース。どうぞ、永久保存プレスCDで存分にお楽しみください。

Disc 1(40:30)
1. Intro.
2. Highway Star
3. Smoke On The Water
4. Strange Kind Of Woman
5. Child In Time

Disc 2(56:03)
1. Keyboard Solo
2. Lazy
3. Drum Solo
4. The Mule
5. Space Truckin'
6. Lucille

Ian Gillan - Vocal
Ritchie Blackmore - Guitar
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
(メーカーインフォによる)

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