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書籍/茶道具の世界-諸道具/香炉.茶壺.蓋置.炉縁.煙草盆.名物裂/茶箱.茶籠-唐物竹組茶籠.女郎花蒔絵無双茶箱.他-茶碗.茶杓/茶入.仕覆/茶道
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■■『書籍』・・・■■ ■■『茶道具の世界-14』・・・■■ ●●「諸道具」・・・●● ―”香炉・茶壺・蓋置・炉縁・煙草盆・茶箱・名物裂”― ◆責任編集-小田榮一。 ◆淡交社。 ―”カバー内側に”― ★茶の湯の道具を愛好する人びとにとって・茶道具はた いせつな位置をしめています。 それは・茶の湯のはじまりから今日まで・茶道具が・ 席主の思いを体現するものであり・長い茶の湯の歴史 によって磨き上げられた・用と美の結晶だからです。 このたび・淡交社50周年記念として出版する本前週 は・茶道具の魅力を集結しました。 ◆カバー写真-時鳥蒔絵籐組茶箱。 ―”編集委員”― ◆池田巌・(漆芸家)。 ◆小田榮一・(茶道研究家)。 ◆矢部良明・(東京国立博物館工芸課長)。 ◆楽吉左衛門・(陶芸家)。 ―”図版協力”― ◆出光美術館。 ◆MOA美術館。 ◆小田榮一。 ◆香雪美術館。 ◆サントリー美術館。 ◆静嘉堂文庫美術館。 ◆東京国立博物館。 ◆徳川美術館。 ◆根津美術館。 ◆白鶴美術館。 ◆畠山記念館。 ◆藤田美術館。 ◆萬野美術館。 ■発行日=平成12年12月2日・(初版発行)。 ■発行所=株式会社・淡交社。 ■サイズ=15×21cm。 ■表紙カバー。 ■定価=1714円+税。 ■状態=美品。 ●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きなダメージは・無く ●年代的には・良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方の入札はご辞退下さい・・!! ●全・164頁・カラー・上質紙・・・!! ●図版・頁に・・・!! ◆作品名/所蔵/制作年/伝来/他。 ◆解説。 ◆*箱書の解説。 ★本初収録の作品名称は原則的に責任編集者の呼称 にしたがった。 ★解説文中に付した*印は巻末の用語解説の収録し た項目を示す。 ★収録データー中の伝来は・直接・間接に関わらず すべて-で表記した。 ●蒐集・資料などの・参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■「諸道具の鑑賞のしるべ」・・・■■ ●香炉と日本人。 ●蓋置と材質。 ◆金属・(古銅・鉄)。 ◆陶磁器・(青磁・染付・京焼・他)。 ◆竹・(竹材・交趾・染付・御本・他)。 ◆日本注文の蓋置。 ●●「拝見・諸道具」・・・●● ―”茶道具の世界――作品解説”― ●「香炉」・・・● **”(15点)”** ◆鉄鶏香炉。 ・明珍家十七代信家作。 ・室町時代。 ・個人。 ―”箱書”― ★内箱蓋表=「明珍信家作・鉄鶏香炉」。 ★外箱蓋表=「月八四十一甲鍛冶・小田原信家 作・鶏香炉」。 ◆唐銅鶉香炉。 ・江戸時代。 ・個人。 ◆青磁透彫二階堂香炉。 ・明時代。 ・根津美術館。 ◆青磁袴腰香炉。 ・重要文化財。 ・南宋時代。 ・出光美術館。 ◆青磁浮牡丹香炉。 ・南宋時代。 ・白鶴美術館。 ◆青磁竹節香炉・銘・「橋立」。 ・南宋時代。 ・個人。 ◆青磁水鳥香炉。 ・明時代。 ・個人。 ◆安南染付耳付香炉。 ・ベトナム。 ・個人。 ◆薩摩松竹梅絵牛鈕香炉。 ・江戸時代。 ・個人。 ◆阿吽獅子香炉。 ・常慶作。 ・江戸時代。 ・香雪美術館。 ◆秋草蒔絵香炉。 ・室町時代。 ・サントリー美術館。 ●「茶壷」・・・● **”(13点)”** ◆唐物茶壷・銘・「金花」。 ・大名物。 ・南宋-元時代。 ・徳川美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「松花」。 ・大名物。 ・南宋-元時代。 ・徳川美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「判官」。 ・名物。 ・元-明時代。 ・徳川美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「夕立」。 ・名物。 ・南宋-元時代。 ・徳川美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「大般若」。 ・名物。 ・南宋-元時代。 ・徳川美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「煎餅」。 ・大名物。 ・南宋-元時代。 ・個人。 ◆唐物茶壷・銘・「羽衣」。 ・大名物。 ・明時代。 ・出光美術館。 ◆瀬戸茶壷・銘・「隠里」。 ・室町時代。 ・香雪美術館。 ◆瀬戸茶壷・銘・「初時雨」。 ・大名物。 ・室町時代。 ・徳川美術館。 ◆色絵藤花文茶壷・銘・「羽衣」。 ・仁清作。 ・国宝。 ・江戸時代。 ・MOA美術館。 ◆色絵梅月文茶壷。 ・仁清作。 ・重文。 ・江戸時代。 ・東京国立博物館。 ◆色絵吉野山図茶壷。 ・仁清作。 ・重文。 ・江戸時代。 ・静堂文庫美術館。 ◆色絵山寺図茶壷。 ・仁清作。 ・重文。 ・江戸時代。 ・根津美術館。 ●「蓋置」・・・● **”(15点)”** ◆千利休・竹蓋置。 ・千利休在判。 ・桃山時代。 ・根津美術館。 ◆佐久間将監・竹蓋置・銘・「月代」。 ・江戸時代。 ・個人。 ◆胡銅色絵三つ人形蓋置。 ・明時代。 ・個人。 ◆胡銅笹蟹蓋置。 ・明時代。 ・個人。 ◆胡銅十二市支文輪蓋置。 ・明時代。 ・個人。 ◆胡銅蓋置・三猿・一閑人・俵。 ・江戸時代。 ・個人 ◆唐銅火舎蓋置。 ・浄雪作。 ・江戸時代。 ・個人 ◆鉄突羽蓋置。 ・江戸時代。 ・個人 ◆青磁無閑人蓋置。 ・明時代。 ・根津美術館。 ◆青磁夜学蓋置。 ・明時代。 ・藤田美術館。 ◆染付三宝蓋置。 ・明時代。 ・個人。 ◆赤絵あまづら蓋置。 ・明時代。 ・根津美術館。 ◆竹引切形蓋置。 ・木米作。 ・江戸時代。 ・個人。 ●「炉縁」・・・● **”(7点)”** ◆木地炉縁。 ・久以作。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆木地炉縁。 ・半入作。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆真塗炉縁。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆高台寺蒔絵炉縁。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆桑木地七宝炉縁。 ・明治時代。 ・個人。 ◆埋木地名取川蒔絵炉縁。 ・平瀬露香好。 ・明治時代。 ・個人。 ◆東海寺古材・木地炉縁。 ・平成二年。 ・根津美術館。 ●「煙草盆」・・・● ★お茶に煙草盆を持ち出した最初は・外来のめずらしい 趣向物を茶席に置いて振舞おうという好奇心にはじま っているが・しだいに茶人一流の美の組み合わせを楽 しむことを目標とするようになった。 ここに各種の煙草盆を選び・それぞれに出会うべき火 入・煙草入・煙管を選び・その実例をいうつか示した しだいである。 個々の道具についても・できるだけ変化を求めてこれ を紹介する。 **”(18点)”** ◆遠山透手付・煙草盆。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”火入”― ★絵唐津口四方。 ―”煙草入”― ★青貝紡錘形。 ◆真塗舟形・煙草盆。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”火入”― ★織部沓形。 ―”煙草入”― ★独楽壺形。 ◆鞍形足付・長煙草盆・(如泥)。 如泥は松平不昧に仕えた指物師で名人の名が高い。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”火入”― ★刷毛目三足。 ―”煙草入”― ★蒟醤長角形。 ◆小丸煙草盆・(宗旦好)。 ・飛来一閑作。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”火入”― ★織部洲浜口筒。 ―”煙草入”― ★蒟醤唐人笠形。 ◆鞍形足付・長煙草盆・(如泥)。 如泥は松平不昧に仕えた指物師で名人の名が高い。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”伝来”― ★松平不昧。 ◆月下鹿蒔絵煙草盆。 ・江戸時代。 ・個人。 ―”箱書”― ★箱蓋表―「時代月下芒蒔絵煙草盆・光悦好」。 ―”内容物”― ◆呉須櫂揖絵火入。 ・明時代。 ・個人。 ◆刷毛目三足火入。 ・李朝時代。 ・個人。 ◆織部沓形火入。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆織部洲浜口火入。 ◆織部松皮菱火入。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆志野撫四方火入。 ・桃山時代。 ・香雪美術館。 ◆絵唐津四方火入。 ・桃山時代。 ・個人。 ◆青貝紡錘形煙草入。 ・明時代。 ・個人。 ◆独楽壺形煙草入。 ◆独楽中次形煙草入。 ・明時代。 ・個人。 ◆蒟醤長角形煙草入。 ◆蒟醤唐人笠形煙草入。 ・15―16世紀。 ・タイ又はミャンマー。 ・個人。 ●「茶箱」・・・● **”(12点)”** ★茶箱は野山を散策したり・茶の設備のない遠隔の地に 出かけるときの楽しみの具であるが・その楽しみ方は さまざまで・まず自らの無聊を慰めること・第二に同 行した人や目的地にいる人などに楽しみを分かつこと である。 そのためには内容の吟味が第一で・しかも時と場合に よってずいぶんと質の上下や肩の変化があってもさし つかえない。 ここに幾例かをあげ・さらには個々の道具の楽しみや ・組み合わせの妙味を味わっていただきたい。 ◆唐物竹組茶籠。 ・明時代。 ・個人。 ★世にある茶箱のなかで・籠からさらにその内容の すべてにわたって一級品をつくしているものはそ う多くない。 この竹組茶籠はその一例で・平瀬露香がこれを愛 蔵し・箱に蔵印を捺している。 まずは竹の組み方・味わい・金具・内貼り・すべ て申し分なく・内臓品と呼応している。 内臓品はまず茶碗二つが・ノンコウ・(楽三代道 入)・と・祥瑞で・それぞれが名碗というべく・ しかもこれが重ねられ・さらに棗を内蔵すること ができる。 棗は蒔絵と撫子蒔絵の二個を擁し・後者は替え茶 器となる。 乾山の振出し・楽九代了入の茶巾筒・この三品も それぞれの器種を代表している。 めずらしいのは長角の香合で・茶箱に入る小品な がら明代の青貝作品としてきわめて精巧なもので ある。 茶杓は象牙を竹形に削り・誰が見ても竹にしか見 えない真迫の作である。 筆頭されるのは茶箱専用の掛軸が内蔵されている ことで・筆者は元政上人で鹿の歌小短冊である。 ―”内容物”― ★掛物 ―元政上人短冊。 ★茶碗 ―祥瑞牡丹雉文竹節筒。 ★ 替 ―ノンコウ黒筒・銘・「三光」宗旦箱書。 ★茶器 ―菊蒔絵細棗。 ★替茶器―椰子蒔絵中次。 ★茶杓 ―象牙竹形。 ★茶筅筒―時代菊雛蒔絵。 ★茶巾筒―了入・七宝透し。 ★振出し―乾山絵高麗。 ★香合 ―唐物青貝額形高士遊林図。 ★建水 ―南鐐菊形。 ◆屈輪文茶箱。 ・江戸時代。 ・徳川美術館。 ★中国の屈輪を模して茶箱用の箱を日本で制作した ものと思われ・鎌倉彫の一種とみることができる。 徳川家では元来・沈箱・(香木をおさめる箱)・ に用いていたといわれているが・寸法から見ると ・はじめから茶箱につくられたもものようにも思 われる。 たまたま・島物耳付きの茶入と古瀬戸釉筒茶碗が 内蔵されているが・筒茶碗には千利休のケラ判が あり・むしろその容れ物としての役割が主となっ ている。 ―”箱書”― ★内箱表=「曲御沈箱・木葉猿御茶入・利休在判 茶碗・袋弐」。 ★伝来=尾張徳川家―徳川美術館。 ―”内容物”― ★茶碗―古瀬戸筒。 ★茶器―島物耳付・銘・「木葉」。 ◆女郎花蒔絵・無双茶箱。 ・小堀遠州好。 ・江戸時代。 ・個人。 ★小堀遠州好みの茶箱としては・「橋立」・と並ぶ 名作であり・『三冊本名物記』・にも内臓品も含 めて詳しく茶箱が図示されている。 箱はなかに釣棚を擁し・被せ蓋で・蓋の考に西行 落馬の故事にちなんだ馬と女郎花の絵が蒔絵され ている。 内臓品は・『三冊本』・通りではないが・玉吹龍 蒔絵茶器と・染付筒茶碗が元品をとどめている。 他の内臓品も個々にすぐれ・唐物瓢形茶入・(存 星盆添え)・はこれまた逸品である。 ―”内容物”― ★茶碗―染付人物筒。 ★茶器―玉吹龍蒔絵。 ★茶器替―唐物瓢形。 ★茶杓 ―桑瓢形。 ★茶筅筒―和歌彫寄竹。 ★茶巾筒―南鐐草花文。 ★香合 ―象牙一文字。 ◆雲錦蒔絵茶箱・(春正)。 ・江戸時代。 ・個人。 ★この茶箱もまた一流品のみを組み合わせた豪華版 である。 茶箱が初代春正・疑うべくもない名作で・甲に桜 ・蓋裏に紅葉の景色が蒔絵されている。 内臓品としては茶碗は雲鶴と一元・ことに四角い 雲鶴は珍品で・茶箱に入れる茶碗の最適碗といえ よう。 棗は仙叟在判で・替茶器は不昧公好み・薩摩の鶴 首・振出しが大津絵蒔絵・茶筅筒が胡珉で香合は 青貝布袋・そしてなにより目につくのが祥瑞の茶 筅筒で・瑠璃手と呼ばれる傑作である。 ―”内容物”― ★茶碗 ―雲鶴狂言袴文四方。 ★ 替 ―一元・黒筒・得認斎在判。 ★茶器 ―黒小棗・仙叟在判。 ★替茶器―不昧公好薩摩鶴首。 ★茶杓 ―象牙芋杓。 ★茶筅筒―胡珉秋草蒔絵。 ★茶巾筒―祥瑞瑠璃手柘榴文。 ★振出し―春慶塗大津絵蒔絵。 ★香合 ―唐物青貝布袋。 ◆時鳥蒔絵籐組茶籠。 ・江戸時代。 ・個人。 ★極小の茶箱として美によくまとまった内容をほこ っている。 まず茶籠が籐の細組を色染めして組み分け・蓋裏 には月と時鳥を蒔絵している。 茶碗の祥瑞が茶箱に最適の腰襞で・襞ごと図様が 祥瑞文をなし・その発色は最上のあがりをみせて いる。 七宝の茶巾筒もめずらしく・青磁の振出し・青貝 入りの粉溜椿蒔絵長角香合もめずらしく・惺斎在 判の黒棗はすっぽりと祥瑞の中におさまり・すべ てがこの茶籠に内蔵されることも驚嘆される。 ―”内容物”― ★茶碗 ―祥瑞腰襞。 ★茶器 ―黒小棗・惺斎在判。 ★茶杓 ―象牙竹杓。 ★茶筅筒―溜塗。 ★茶巾筒―明代七宝。 ★振出し―青磁壺形。 ★香合 ―粉溜椿蒔絵長角。 ●「内容物」・・・● ◆茶碗・三碗。 ・個人。 ★茶箱にふさわしい茶碗三碗をかかげてみた。 ◆唐津平茶碗・(江戸時代)。 俗に下敷きとよばれる平茶碗で・茶箱の場合と くに重宝されている。 釉味・土味とも江戸初期の唐津を象徴している。 ◆一入作・黒楽茶碗・(江戸時代)。 楽の茶箱茶碗は少ないが・一入る作は貴重であ り・ことに朱釉が万遍によく出ている。 ◆空中手造り茶碗・(江戸時代)。 空中独特の黄ばみをおびたざらめ肌の茶碗で・ 形もほどよく・「空中」・の彫銘がみられる。 ◆茶碗・二碗。 ・個人。 ◆南京赤絵花蝶文茶碗・(明時代)。 ◆フランス麦藁手茶碗・(現代)。 ◆替茶器・二種。 ・個人。 ◆唐物文琳・(南宋時代)。 ◆潁川作・染付人物文輪花・(江戸時代)。 ◆茶杓・三種。 ・個人。 ★茶箱の茶杓は一般の茶杓では寸法が合わないばか りでなく・布雰囲気もそぐわないので・別に専用 の物が組み合わされる。 素材は象牙・唐木が多く言うまでもなく寸法をち ぢめている。 象牙で多いのが芋杓で・すくう部分が芋の葉の形 で・切止めが玉をなしている。 このたまは薬匙の名残りといえよう。 ・(略・・・・・)。 ◆象牙芋杓。 ◆象牙・利休形。 ◆象牙芋杓。 ◆香合・五種。 ・個人。 ★茶箱に添える香合はまず小振りであることが必須 で・素材は陶磁器・漆器・象牙など自由である。 人気があるのは陶磁器で染付類・塗物では堆朱・ 青貝・蒔絵で・象牙もよろこばれている。 形は一文字・藤の実形・蛤形・菱形・長角・将棋 の駒形があり・いずれも丁重に袋におさめられて いるものが重宝されている。 かざる場合・茶箱に内蔵された帛紗を用いると良 い。 ◆堆朱唐花文。 ◆粉溜椿蒔絵長角。 ◆染付蛤。 ◆象牙一文字。 ◆染付碁打人物絵。 ◆茶巾筒・三種。 ・個人。 ★茶箱の内臓品として茶巾筒も注目にあたいする。 ・(略・・・・・)。 ◆了入・七宝透。 ◆古染付山水絵。 ◆乾山竹絵。 ◆振出し・二種。 ・個人。 ★茶箱で必要なものの一つに振出しがある。 しかしその楽しみは大であり・唐物・和物種々バ ラエティーに富んでいる。 唐物は青磁・呉須赤絵・南京赤絵・祥瑞など・和 物では朝鮮唐津を筆頭に備前・織部・京焼で仁清 ・乾山・保全などであるが・高価なものとしては ・祥瑞の二段瓢・三段瓢・朝鮮唐津の釉がかかり 景色が良いもの・そして乾山の絵高麗写しなど古 来市場を賑わしている。 振出しは通常金米糖など小粒の砂糖菓子を入れる ため・口の小さい場合はそれの応じた菓子を選択 する。 ◆乾山絵高麗写し。 ◆朝鮮唐津。 ●「名物裂」・・・● **”(14点)”** ★茶の湯における名物裂の鑑賞は・書画幅の表装と茶人 の仕覆に代表されるわけではあるが・その鑑賞にあた っては・次のような知識が必要となる。 一・裂の種類と時代。 二・裂の名称。 三・作品とのかかわり。 これらを吟味することによって・茶道具鑑賞の幅を拡 げ・茶道具そのものの検証にもなるのである。 いかに名物裂が重い役割をはたしているかということ は・名物となっている掛物や茶入には必ずこの名物裂 が添っていることで証明される。 ◆唐物・薬師院・肩衝・と・仕覆。 ・柳営御物。 ・南宋時代。 ・香雪美術館。 ―”付属”― ★仕覆・2・花櫚挽家。 ―”仕覆”― ★茶地造土古金襴。 ★亡羊緞子。 ―”箱書”― ★挽家蓋裏=「薬師院」。 ―”伝来”― ★針谷彦六―薬師院―豊臣秀長―豊臣秀吉―池田 輝政―池田光政―徳川将軍家―紀州徳川家―伊 予西条松平家―村山家―香雪美術館。 ◆古瀬戸・畠山・肩衝・と・仕覆。 ・中興名物。 ・南宋時代。 ・畠山記念館。 ―”付属”― ★木場蓋・3・仕覆・4・花櫚挽家。 ―”仕覆”― ★畠山輪違金襴。 ★紺地鳳凰唐草文金襴。 ―”箱書”― ★内箱蓋表=「畠山」・(小堀遠州)。 ★挽家蓋表=「畠山」・(小堀遠州)。 ★象牙箱蓋表=「畠山」・(小堀遠州)。 ―”伝来”― ★一条宗貞―前田家―小堀遠州―秋田淡路守―土 屋相模守―酒井家―原三渓―針谷彦六―畠山記 念館。 ◆宗峰妙超・「秋風偈」・と・表装。 ・鎌倉時代。 ・MOA美術館。 ―”表具”― ★一文字・風帯―紫地二重蔓小牡丹文印金。 ★中廻―白茶地雲文色糸入金襴。 ★上下―浅葱地細○。 ―”伝来”― ★妙心寺―益田家―MOA美術館。 ◆伝牧谿・「柿栗図」・と・表装。 ・元時代。 ・萬野美術館。 ―”表具”― ★一文字・風帯―紺地二重蔓牡丹唐草鳳凰文金襴。 ★中廻―白地一重牡丹唐草尽文金襴。 ★上下―萌黄地牡丹唐草文緞子。 ―”箱書”― ★内箱蓋表―「菓子の絵・牧谿」・(小堀遠州)。 ―”伝来”― ★鴻池家―萬野裕昭―萬野美術館。 ◆春藤角龍金襴。 ◆富田金襴。 ◆釣石畳金襴。 ◆大黒屋銀襴。 ◆茶地一重蔓小牡丹文銀襴。 ◆藤種緞子。 ◆紹鴎緞子。 ◆太子間道。 ◆鎌倉間道。 ◆吉野間道。 ◆ぐるり間道。 ◆紹鴎間道。 ◆雷文地雲文蜀○・(しょうは)。 ◆糸屋風通。 ●●「諸道具」・・・●● **”小田榮一”** ●はじめに。 ●総合芸術を支える諸道具。 ◆香炉。 ◆茶壷。 ◆蓋置。 ◆炉縁。 ◆煙草盆。 ◆茶箱。 ◆名物裂。 ●●「用語解説」・・・●● ●●「収録作品と出会える美術館」・・・●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承御理解の上、御入札下さい。 |
■■支払詳細■■ ●かんたん決済。 |
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■■送料の案内■■ ●185円。 ●クリックポスト。 ・(日本郵便)。 ・(1回1落札)。 ●簡易包装。 ・(包装指定は別途料金)。 ●落札金額に関わらず同一の包装と ●させて頂きます。 |
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■■注意■■ ●質問は必ず事前にお願い致します。 ●落札後のクレームはお受けできません。 ●落札日より7日以内に必ず決算下さい。 ●7日以内に振込み確認出来ない場合は落札者都合の ●キャンセルとして処理させて頂きます。 ●取り置の場合でも最初の落札日より7日以内に必ず ●決済下さい。 ●いかなる場合でも決済後に・一度発送致します。 ■■要注意■■ ●入札の取消はいかなる場合でも不可能です ●質問欄での取消依頼もお受けできません。 ●落札後は取引ナビにて詳細を連絡させて頂きます。 ●電話での連絡はお受けできません。 ●上記事項を充分に御理解の上での入札とさせて頂き ●ます。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します・・・!! |