パッシブプリアンプ TONACTIV FPP-41　VISHAY-Spectrol巻線ボリューム使用左右独立調整タイプ 新品

パッシブプリアンプ TONACTIV FPP-41　VISHAY-Spectrol巻線ボリューム使用左右独立調整タイプ 新品

パッシブプリ、ハイエンド版です。

スペクトロールの2連巻線ボリュームを贅沢に2個別々に使用しています。
このボリューム（ポテンショメータ）は、マークレビンソンの古い機種に使われているMODEL 100の後継的なものです。
かなり小型化されており、その仕様とMODEL 100との比較は写真を参照して下さい。
このBカーブ2連ボリュームを2段に配線しAカーブに近いボリュームとしています。
マークレビンソンの古い製品（例えばML-1L）では、Bカーブでセンタータップ付きの物を使いタップとGND間に抵抗を付けています。
そうして擬似的なAカーブを実現しています。
現在は巻き線ボリュームはコストの関係でCPボリュームに置き換わっておりセンタータップ付きの入手は困難です。
360度回転（抵抗値変化は350度）のMOD 702-13　2連ポテンショメーターの外側にストッパーを付けて300度程度の回転としています。
従って最大までは回せずに、いっぱいまで上げても出力レベルは3dB程度下がります。
又、最小に絞っても少し音が残ります。
これを入力切替にOFFモードを付けることで対処しています。
入力切替は3切替え＋OFFモードの4切替えです。
入力切替で切り替えられた信号がボリュームに入りますが、切り替え後の信号をRCA端子に出しています。
これにより、切り替えスイッチのみの使用とボリュームのみの使用が可能です。
ボリュームだけで使用する場合には入力切替はOFFで使用します。
この中間出力は、他のプリやボリューム付きのメインアンプへの出力に使用できます。
LPFを通すことによって、スーパーウーハーを駆動することも出来ます。
この場合、メインの音とのレベル調整の連動は出来ませんが、実際の使用において支障は感じません。
試聴レベルはある程度同じはずですので問題は無いようです。
切り替えスイッチは信頼性の高いALPS製です。
配線材は、PC-OCC　です。
プリント基板上に切り替えスイッチがあり、最短でリジッドな配線ができています。
この基板の銅箔は通常の2倍近い箔厚にして音質劣化を防いでいます。
小なりといえどもメーカー製です、保証は1年です。
アースは左右で別々、独立しています。
ケースアースと左右のアースは100Ωの抵抗で繋げています。
従いまして、左右のアース間は200Ωの抵抗値で分離されています。
入力インピーダンスの実測値はおよそ11～20kΩ（ボリュームの回転位置により異なる）です。
ツマミ等の突起物を除くケースサイズは以下となります。
寸法(縦A×横B×深さC)(mm)200×150×62.9
このケースは、タカチ電機製の FCシリーズで、タカチにて穴あけ・パネル印刷をしてもらったものです。
写真のように保護フィルムを貼った状態でお送りします。
それ以外の写真は別ケースに同じ配線品を入れたもので撮影し、後で移植しています。
なお、CPボリュームを使用した廉価版は、ネットショップ　TONAVTIV　で販売しています。

RCA端子の金メッキは24金の本物です。
日本国内（東京都大田区のメッキ屋さん）でメッキされたものです。
市販品のRCA端子を一度バラして金属部分だけにしメッキしてもらっています。
中央のホット側端子もメッキされています。
安物端子に見えますが、この作りの方が（卵ラグ等の）接続部が無く良好です。

入札時はよく検討をされて、返品、文句等々は何にも無しでお願い致します。
送付は、ゆうパックです。
東京都からの出品です。よろしくお願いいたします。