セルジオ・メンデス&ブラジル'66~'77 LP8枚
①マシュ・ケ・ナダ
1966年の大ヒット。ボサ・ノヴァ/ポップスの垣根を超えた作風が特徴的。
このヴァージョンが一番有名。印象的なリフをピアノに置き換え、女性ヴォ
ーカルによる歌メロもほぼ原曲どおりなのに濃密なラテン味を出している。
ポップでおしゃれな快演揃い。
②「フール・オン・ザ・ヒル」
68年発表作品の再発盤。ビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」やS&Gの
「スカーボロー・フェア」の大胆なカヴァーも話題に。聴きどころは(1)
『マジカル・ミステリー・ツアー』のビートルズ曲)とエスコラージ・サ
ンバの哀愁薫る(6)(バーデン・パウエル曲)。小粋な色気漂う60年代ボサ・
ノヴァの名盤。
③モーニン(イエ・メ・レ)
69年発表のブラジル'66の6作目。ボサ・ノヴァ・タッチの洗練されたサウンド・アレンジ
と女性ヴォーカル二人をフィーチャーした彼ららしいアルバム。カヴァーの選曲センスといい、
抜群なサウンド。ビートルズ、ミュージカル・ナンバーなどを収録。ジャケットに経年のやつれあり。
④「ルック・アラウンド」(恋のおもかげ)
⑤「ドック・オブ・ベイ(クリスタル・イリュージョンズ)」
管楽器をフィーチャーしたイージーリスニング風のボサ・ノヴァで一世を風靡したセルジオのA&Mにおける第5弾。
オーティス・レディングのヒットで名高い「ドック・オブ・ベイ」を筆頭に、ポップでリズミカルなサウンドをたっぷり堪能
させてくれる。。オーティス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」のカヴァーが秀逸。デイヴ・グルーシンがオーケストラ・アレンジ。
⑥スティルネス。AML81 ステイルネス
1971年、ブラジル'66名義の最後の作品。アメリカン・フォーク風の手触りがアルバム全体を覆う。
ジョニ・ミッチェルの「チェルシーの朝」のカヴァーが出色。彼のサウンドの転換期を見る絶好の作品。
⑦セルジオ・メンデス&ブラジル"77 ライブ・アット・グリーク・シアター
GP-219。1972年9月 ロサンゼルスのグリークシアターでのライブ盤。
ヘンリー・マンシーニのオーケストラとの豪華な共演。ピシット決まった
サウンドでダイナミックな演奏がされています。。大活躍していた時代、
絶頂期のセルジオ・メンデスとブラジル’77の様子が伝わるライブ。
セルジオ・メンデスのジャズっぽいアドリブもたっぷり聞けます。
⑧セルジオ・メンデス&ブラジル'77 /カーニヴァル ライブ・イン・ジャパン
かねてから海外でも人気の高いセルメンの1973年 LIVE IN JAPAN !*日本限定盤。番。 / SQ 方式。 4 チャンネル・ステレオ・レコード