古絵葉書 大正前期 茨城 日立鉱山 本山・大雄院 ９枚＋袋

○商品タイトル
『古絵葉書 大正前期 茨城 日立鉱山 本山・大雄院 ９枚＋袋』

○内容
 ・大正前期、茨城の日立鉱山関連施設を写した絵葉書。
    絵葉書 ９枚、袋付。


 「 日立鉱山 」は、
  茨城県日立市にあった鉱山。
   江戸初期、「赤沢銅山」として銅採掘
        江戸後期まで休山を繰り返す
   明治初期、銅山再開
   明治38年、藤田組 久原房之助が買収、
        「日立鉱山」と改称し再開発
   明治41年、大雄院製錬所を新設
   明治43年、芝内に日立製作所を設置
        電気機械を製作する工場
   明治44年、電錬工場 竣工
   大正４年、製錬所の大煙突が完成
   大正６年、厚生施設「共楽館」竣工
   大正９年、日立製作所が日立鉱山から独立
   昭和３年、日本産業(株)に改称
   昭和９年、鉱業部門が分離、日本鉱業(株)に
   昭和20年、空襲で大規模被災
   昭和56年、閉山
   昭和60年、跡地に「日鉱記念館」開館


 ・袋：
    前面に「 日立鑛山繪葉書 」
    背面無地

 ・絵葉書画像面：
 (1)「 日立鑛山本山全景
      / （白熊寫眞舘製）」

 (2)「 日立鑛山本坑○尺
      / （白熊寫眞舘製）」

 (3)「 日立鑛山本山高鈴鉄索
      / （白熊寫眞舘製）」

 (4)「 日立鑛山本山鉄索搬機
      / （白熊寫眞舘製）」
   採鉱場で採掘した鉱石を、
   「鉄索」で選鉱場へ運ぶ。
  「鉄索」はロープウェイ的な装置

 (5)「 日立鑛山本山撰鑛塲捲揚
      / （白熊寫眞舘製）」

 (6)「 日立鑛山本山撰鑛塲内部
      / （白熊寫眞舘製）」

 (7)「 日立鑛山本山コンプレサー
      / （白熊寫眞舘製）」
   削岩機などで使う圧縮空気を作る

 (8)「 日立鑛山製煉所
      / （白熊寫眞舘製）」

 (9)「 日立鑛山大雄院製煉所コンバータ
      / （白熊寫眞舘製）」

   明治41年、本山よりも助川駅に近い
   「大雄院」(廃寺跡) 地区に、
   新方式による製錬所を建設。
   コンバータ（転炉）を使用して、
   鉱石から粗銅を精製する。


 ・絵葉書宛名面：
 「 CARTE POSTALE. / きかは便郵 」
  通信欄 約1/3


○状態
 - 袋は ヤケ、傷み大
 - 絵葉書は未使用
 - 小ヤケ／小傷み／小シミ／小汚れあり


※ 個人コレクションからの出品です。
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