御存知!名手Yngwie J.Malmsteen全盛期 ドキュメント的ライブ盤 Alcatrazz 「Live Sentence」 紙ジャケットSHM-CD仕様限定版
国内盤未開封新品ございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Graham Bonnet(Vo、ex-Marbles、Rainbow、MSG)、御存知!Yngwie J.Malmsteen(G ex-Steeler)、Gary Shea(B、B-vo ex-New England)、
Jimmy Waldo(Key、B-vo ex-New England)、Jan Uvena(Ds、B-vo ex-Alice Cooper)となります。
1984年1月28日中野サンプラザ公演での実況録音からの抜粋でございます。
色々と曰くのある公演でございますが録音自体は日本公演での当時の公式な録音機材車使用の録音という事もあり、
音質は非常に良いものでございます。
ツアーを敢行するにつれ、ライヴでの演奏の有り方やバンドの主導権を巡ってGraham Bonnetと対立する様になったYngwie J.Malmsteen。
そもそも一国一城の主たるミュージシャンのYngwie J.Malmsteenでそもそも1stの音楽主導権・作曲も自身中心との認識もあり、
自身のリーダーバンドでありバンド・アンサンブル重視のGraham Bonnetと対立するのは必至。
待望の来日公演時にはソロ作の契約も獲得、脱退は決定済みという中で行われた来日公演でございます。
さて今作。
呆れ返るくらい弾きまくるYngwie J.Malmsteenの演奏が目立ちますが、全盛期のYngwie J.Malmsteenでございます。
喧しいのは事実で即興的な感のあるものではございますが、ギラリと光るフレーズの感覚は非常に素晴らしいものである事は事実でございます。
されど、大人のハイテク系のかのNeal Schonの様にバッキングと弾きまくる所をきちんと分ければ、評価は大きく上がっただろうとは思われますが.......
........何かねぇ.................
但し、この演奏も楽曲によっては後のスタジオでのオーバーダビングであったりするものでございます........何かねぇ...............
ここまで弾かれてはまともには歌えないと同情を買われたGraham Bonnetでございますが、その歌の有り方からも、ドキュメント感がございます。
(かの名手Steve Vai加入後の次作のツアーではSteve Vaiがアカデミックな方で当時はそれを基とする客観性がございましたので、
公式映像版・音源では安定したものが聴かれます)
そんな二名を尻目にかのNew England組と元Alice Cooper Band三名の演奏アンサンブルは見事な纏まり。
案外一番の聴きどころではなかろうか?と思う次第でございます。
Graham Bonnetのソロ作やRainbow時代の楽曲も加えられておりますが、
後に制作・リリースされるYngwie J.Malmsteenのソロ作より一曲が披露されております。
これが案外結構な聴きものでございます。
現在ではアメリカ公演での実況録音(ラジオ放送用音源と思われますが.......)が公式にリリースされておりますが、こことは大きく異なるもの。
非常に纏まった演奏・アンサンブルが聴かれます...........何かねぇ........
前述の通りYngwie J. Malmsteenによるオーヴァーダビングが成されておりますが、今作はYngwie J. malmsteen主導にて制作された感がございます。
バンド自体はプロデューサーに制作権限を委託。
後任人選へと興味が移行していた感があり、既に脱退が決まっていたYngwie J.Malmsteenに好きにやらせたという感がございます。
オーヴァーダビング前のヴァージョン並びにその拡大版等々現在では様々なヴァージョンがリリースされておりますが、今作はオリジナルに即したもの。
何をか言わんや、でございます...................................
この機会に是非。