☆地方の公立図書館の『除籍本』です
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銃を持たされた農民たち: 千振開拓団、満州そして那須の62年
大洞 東平 (著)
出版社: 築地書館
発売日: 1995/10
定価:4800円
☆スマホでご覧の方は「商品説明」の全てをご確認の後に、ご入札ご検討下さい。
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内容:
『満州に入植した千振開拓団は老人・病人・婦女子のみで終戦を迎えた。集団自決、残留孤児・婦人等苦難の逃避行の末、母国への生還者は極く僅か。そして食糧増産のため再び那須の荒野に挑む。現存者を訪ねた記録写真文集。 』
『棄民といわずして何か……その顔が語りかける。
国策によって満州に入植した武装移民団は、根こそぎ動員により老人、病人、婦女子のみで終戦をむかえた。集団自決、残留孤児・婦人など、苦難の逃避行の末、母国への生還者はごくわずかだった……
132枚の写真と彼らの生の声でつづる貴重な証言写真集。』
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状態:カバーと表紙は透明保護フィルムでラミネートされています。
カバーの背周りがヤケています。
カバーにシール剥がし跡があります。
天と奥付けに図書館リサイクル印があります。
見返しに白色の管理タグ(5x8cm)が貼られています。
☆天と小口に少しヨゴレが有りますが、本文は、耳折れ、目立つヨゴレ、書き込み、マーキングは見当たらず良好です。
写真もご参考になさり、入札ご検討ください。
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発送:ビニールに包み、追跡のできるクリックポスト郵便を予定しています。
☆エアパッキン(プチプチ)で包装ご希望の場合はレターパックプラス郵便で対応いたします。
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☆疑問点等有りましたらご遠慮なく「出品者への質問」でお問い合わせください。
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書評:
『満州開拓時代の日本の世情、庶民の暮らしぶり、棄民と現地人の介抱、一方で侵略者への襲撃、避難する間の栄養失調や川流しによる犠牲者や集団自決,定住と開拓の底力、etc... 非常な辛さを乗り越えて生き抜いてきた、生ききってきた、悔いはないという言葉に胸をつかれた。
体験に裏打ちされた「(農業の)前途は大変だと思う。時代によって流れが変わっても、それに応じてやるしかない」という諭し。 人生観 “時代に翻弄される”という言い方があるけれど、実質的には個人的で内面的な経験でもあるんだ。』