2022年 中国発行 伝説の大子 龍王への勝利 45mm 金メッキ銅メダル PF70のご案内です。
黄金色に輝く龍図柄の穴銭、しかも最高鑑定・・・・
そこだけで気に入ってしまったら即購入してOKなコイン(メダル)ですね。
最高鑑定の「PR70」は世界に196枚しかありませんしね。
正式な公表はないのですが、発行枚数も1000枚程度と言われています。
希少性十分です。
一応絵柄に関して少し説明しますが、、、少し長くなります。
それほどストーリー性に富んだコインです。
長文が苦手な方はスペックとお写真だけで入札判断をしていただいても損はないかと思います。
では参ります!
まず、ほとんどの方が勇ましい龍に目が行くと思います。
まぁメインモチーフがこの龍といえば龍なのですが、コインの左下辺りにも注目してください。
見つけられましたよね?人がいます。
薙刀(ナギナタ)を持って、龍と戦っている少年がいるはずです。
彼の名は「(ナタ)」と言います。
↑ご使用スマホ、特殊漢字のためPC環境によって文字が出ない場合がございます。読みは「ナタ」と言う伝説上の神様の名前です。
以下同様です。漢字が出現しないで「(ナタ)」のみが表示される場合は「ナタ大使」と記載してあるとお考えください。
(ナタ)は、中国古代の神話に登場する少年神です。神の一人です。
道教の護法神ともされていて。
託塔天王李靖の第3子で、太乙真人の弟子とされ、神通力や武功、法力に優れていた中国の神の一人です。
蓮華の化身とも言われ、身体や衣服は蓮華でできており、
火尖槍や乾坤圏、混天綾の三種の宝物を持ち、風火二輪に乗る姿が多数残されている事でも知られています。
日本では「太子」といえば聖徳太子ですが、中国ではこの(ナタ)太子が太子の代表とされており、
特に台湾で祀られることが多く、「太子爺(たいしや)」とも称されます。また、「中壇元帥(ちゅうだんげんすい)」「三太子(なたさんたいし)」の呼称もあります。
漢字が多くて読みにくいと思いますが、
ザックリと「(ナタ)は仏教とともにインドから中国に伝来した守神であり、経典の芸術のイメージの一人」←この部分だけ覚えていただくだけでもOKです。
ではなぜ(ナタ)は龍と戦っているのかと言うと、、、
これ本気で語り始めると物凄く長くなるので、かなり端折りますが、、、
この龍は三蔵法師を襲おうとしていたんですね。
三蔵法師の血肉を喰らうと永遠の命が得られる…と言う伝説をちょっと聞いた方もいらっしゃるかと思いますが、
とにかくこの龍(龍王)は永遠の命を得るために三蔵法師を食べようとしていました。
そこへ助けに現れたのが「(ナタ)太子」です。
邪悪な龍王を退治し三蔵法師の命を守りました。その場面がこのコインに描かれています。
実はさらにこの話は続きます。
龍王は一旦この戦いで敗れはしたものの、、、
龍王とその兄弟たちは、(ナタ)の町に洪水を引き起こすと脅してきます。
さらに当時の中国玉帝に訴え、(ナタ)の家族に償いを要求します。
そこで、悩みに悩んだ(ナタ)は、家族や市民を救うため、責任をとって自害してしまいます。
この(ナタ)の孝行に感銘した龍王は、邪悪な心を捨て水晶宮に戻ります。
よく水晶とともに龍が添えられている置物や芸術品がありますよね?
あれの発祥はこの伝説と言われています。
で、で、まだ話はこれで終わりません。
道家の師である太乙真人(たいいつしんじん)がここで登場します。
太乙真人が蓮の花に金丹を入れて、(ナタ)はこれまで以上に立派な姿となって復活するんです。
中国の神話や小説では、龍と(ナタ)がさらに多くの冒険を、無数の登場人物を交えながら展開していきます。
波乱に富んだ英雄がこの「(ナタ)太子」なワケですね。
かなり長く語ってみましたが、皆さん付いて来ていらっしゃいますでしょうか?(^^;;
実は(ナタ)に関してまだ語れる物語は山ほどあるのですが、
さすがにこの辺にしておきます。
そして、最後の最後に一つだけ「(ナタ)」に関する雑学を添えておきますね。
彼は「薙刀(ナギナタ)」を持っているとこの解説文の序盤でご紹介をしました。
勘の良い皆様にはもうお気づきかと思いますが、
この「薙刀(ナギナタ)」の語源が「(ナタ)太子」の「ナタ」です。
日本の歴史にも影響を及ぼしているのが(ナタ)太子だったりします。
深いですね。本当に中国の歴史は深いです。
さすが4000年オーバーの歴史です。
お読みいただいている皆様もお疲れになったと思いますが、
書いているワタクシも疲れました(笑)
もしお時間があれば「(ナタ)」「龍王」などの単語でググってみてください。
ここから派生する物語は100を軽く超えると思います。
そんな中国の歴史に残る「(ナタ)大子 龍王への勝利」図柄のコインです。
穴銭であることも中国らしい表現でこのコインの魅力を増しているポイントですね。
重量も30gとかなり重めですので、持ってみての重厚感も強いです。
黄金色に輝く「龍」と「(ナタ)大使」を45ミリもの大判なコイン(メダル)で是非お楽しみください。
ではでは、本日もたくさんのご入札心よりお待ちしております。
★2024/07/21 Copy by Masayuki Endo @ wakuwaku.co
この文章は2024/07/21に記載した当店のオリジナル文章です。
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