いしわたり淳治　初版帯付 言葉にできない想いは本当にあるのか

大切にしていたので使用感少なくきれいな状態です。

『言葉にできない想いは本当にあるのか』は、いしわたり淳治さんによる言葉の魔術を紐解く一冊。作詞家として数々の名曲を生み出してきた彼が、「言葉」と「感情」、そしてそれらを繋ぐ“表現”について深く掘り下げています。日常で耳にする歌詞や広告、流行語といった身近な題材から、「言葉にできない想い」が本当に存在するのかを問いかけ、その処方箋を提示します。

ロジカルな分析と、クリエイティブな思考法が交差する内容は、表現を仕事にする人々だけでなく、自分の感情をどう伝えるべきか悩むすべての人に刺さるメッセージが満載。「アイデア」と「思考」の関係性を独自の視点から語り、言葉の限界と可能性に挑む構成は、読む者に新しい視点と深い気づきを与えてくれます。

デザインも秀逸で、シンプルでありながら知的な印象を与える装丁が、内容の真剣さを際立たせています。「言葉は感情をすべて語れるのか？」という普遍的なテーマに対し、作詞家ならではの鋭い洞察と、読者を引き込む語り口が特徴的。ページをめくるたびに「言葉」の力を再認識させられる一冊です。

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