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短編探偵小説併収! 三橋一夫の入手困難本『大学の小天狗』下巻(白峰社)

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d1168679832
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thr********
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Item Information
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Item Name
短編探偵小説併収! 三橋一夫の入手困難本『大学の小天狗』下巻(白峰社)
Item Description
白峰社。1959年刊、初版。カバー欠の裸本(カバーのカラーコピー付き)。貸本あがり、綴じ糸なし。後ろの遊び紙に貸本屋の付票のはがしあと。本の地のほぼ全面に青いインク染み(貸本漫画では、通称「緑本」と呼ばれる、本の天地を緑色に塗った状態のものがあるので、本品もその類の可能性あり)、インクは本文下部の余白部の端にわずかにかかっています。貸本特有のシミ・汚れあり。185〜186頁の下の角・247〜248頁の上の角に少欠損(いずれも余白部分)。角折れ頁あり。落丁ならびに文字の欠落はありません

下巻のみで、カバー欠ですが、三橋一夫の数ある著書のなかでも最難関の一冊です

【併録短編「釘の瓶詰」の内容紹介】
 子供のころから探偵小説が大好きだった美子は、それが縁で、探偵小説家の糸川純彦と知り合い、結婚する。年の秋に結婚したばかりで、夫婦仲はいたって円満。美子夫人とは幼馴染だったことから、糸川氏の秘書兼弟子にしてもらったのが、探偵作家志望の私こと物語の語り手。その糸川氏がお多福風邪で床についてしまい、病人に薬を飲ませたあと、瓶詰でお昼を簡単にすませようと、美子夫人が出してきた燻製の小鮎の瓶詰を私があけたところ、燻製のあいだに二寸釘が一本まぎれこんでいた。製造元は水野食品で、くだんの瓶詰を売っていた食料品店の伊勢屋に私が文句をいいに行ったところ、この間から、アチコチ苦情が来ているという。聞けば、釘のほか、ボタンや小石やペン先が入っていたということで、水野食品の工場にも文句をいいに行ったとか。水野食品の社長は新しくできたライバル会社のスパイが自社に入りこんでいると疑っており、異物混入事件に関わっていると見て、五人の会社関係者たちのいずれかが犯人であると考えていた。そんななか、当の社長が社長室で殺害されているのを発見される。はからずも発見現場に居合わせることになった私は、しろうと探偵として事件解決に乗り出し、手がかりを追い求めてさんざん歩き回ったあげく、「もう僕には何にも分からなくなったから、探偵なんかやめますよ」と、糸川夫妻を前に弱音を吐く。ところが、そのときすでに糸川氏はすべての真相を見抜いてしまっていた。
 物語の語り手がいわば〈足の探偵〉にして〈迷探偵〉、床についたまま事件を解決してしまう探偵小説家の糸川氏が〈ベッド・ディテクティブ〉にして〈名探偵〉という、なかなかこった造りの短編。異物混入事件と殺人事件との関連性がキーで、ちょっとしたアリバイ・トリックも用いられている。

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