24.5ミリ ツワィスサイズ。
ミッティンズェー・ハイゲンス タイプ
焦点距離 8 ミリ。
見かけ視界 42度(カタログ値)。
中倍率用。
他社のどんな望遠鏡にも使えます。
オールコートかモノコートかわからないです。アイレンズ側から斜めに白色蛍光灯を反射させると赤っぽい反射光が還ってきます。
ヤフオク落札で、分解されてレンズやスペーサーがでたらめになっているがあります。これから使っていくうえで分解清掃は必要なので、レンズ構成やその向きは調べておいてください。分解、再組み立てが可能です。光軸は狂いません。接着剤は使われていないです。その分カタカタしてきたら、手でもいいですので、レンズ筒を右まわりに閉めてください。31.7のいまのアイピースは分解不能が多く、自分でメンテできません。接着剤か熱膨張圧着かわかりませんが・・・・・・・・?
重量 35グラム、オール金属製、スリープは意外ときれいです(使用回数が少ないと感じる根拠)。
中倍率用ですが、対物レンズの焦点距離による。倍率が高ければいいというものではありません。
アイピースは、眼視用としては、高倍率、中倍率、低倍率があればいいです。100/1000 でしたら、150倍、70~80倍.40~50倍 です。対物レンズのミラーの口径ミリ単位の1倍から1.5倍程度です。例えば口径100ミリの天体望遠鏡では、100倍から150倍までです。対物レンズ、ミラーの焦点距離÷アイピースの焦点距離です。
富士フィルムのコマーシャルでもありますが、対物の面精度が良ければ、もっと倍率は掛けられますが、倍率が高ければ、像が崩れてしまい、倍率が高ければ、良く見えるわけではありません。風のない、透明度のいい日に(一年のうち数日)、最高倍率が掛けられます。
また、見る人の目がいい悪いではなく、暗闇に目が慣れること(明るい月面は関係ない)、藤井旭氏著の書物には、「100時間以上望遠鏡で見ること」と読んだことを覚えていますが、そのことは100時間はわかりませんが、体感しています。大きな望遠鏡(ミューロン180)で観望会に訪れた小学生は、目を慣れさせて観望したのですが、木星の縞模様はわからなかったようです。
倍率が高ければ、良く見えるというのは間違いです。何度も何度も木星を見れば、低倍率でも、いずれ細かな縞模様が見えます。口径6センチでも見えるのです。見えないものが見えてきます。ほかの人には見えません。ときどき、「カッシーニ間隙が見えます」なんて書いている人は、その人しか見えません、みんながみんな見えるわけではありません。望遠鏡のスペックは、理論計算値です。その通り見えるわけではありません。できれば暗い空で見続け、自分の目を鍛えるのです。カメラ三脚に載ったプラだらけの望遠鏡で100倍も200倍も掛けられるわけがありません。地球の赤道付近で1日4万キロ動くわけです。時速40000/24 です。その100倍もかけて、ポルタやカメラ三脚で星が追えるわけがありません。高倍率を掛けるは、赤道儀が必須です。
(2024年 12月 15日 10時 29分 追加)すべて日本製、HMタイプの最終モデルで、これ以後、良いHMは見当たりません。