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(翔)古伊万里 染付 古九谷 藍九谷 江戸前期 寛文期 鹿 紅葉 鍔縁 七寸皿 1650-1660年代前後

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  • 開始金額
    48,000 JPY
  • 入札単位
    500 JPY
  • 出品地
    兵庫県
商品名
(翔)古伊万里 染付 古九谷 藍九谷 江戸前期 寛文期 鹿 紅葉 鍔縁 七寸皿 1650-1660年代前後
商品説明
古伊万里:藍九谷寛文期鹿紅葉鍔縁七寸皿

洋皿形の古九谷?
今の生活にぴったり!
案外少ないよねこの形!

見込に鹿紅葉? 
    藍九谷の人気の定番、
エネルギッシュな若頭風の牡鹿?
    紅葉林を駆け抜ける、
2㎝強の鍔縁に森の中を?
    山霞に草花や木々、蝶や鳥の雛蜘蛛の巣まで?
裏はシンプルに花蔓草?
    二重角福の裏銘、添えてます。

鍔縁って、洋皿の定番器形、使い勝手がいいお皿です。
シンプルな朝食に、
麺類好きの昼食に、
美味しいソースを添えた豪華な夕食に、
出番が多そう!です。
古九谷を使いたい!の方にお勧めです!

伊万里の海外輸出が始まった1650年前後、
洋皿を注文した日本人もいた?
(フラットより立体感があってイイ!と思ったかも?)
当時、20枚単位で出荷していました。
上がり発色は綺麗です。

インスタグラムを始めました。
Instagramでも販売しています。
kobijutsu_banri是非ご覧下さい。

ホームページをリニューアルしました。
時代の違う伊万里を画像比較して楽しんで欲しい、
と思っています。是非ご覧下さい。

藍九谷鹿紅葉鍔縁七寸皿
江戸前期、寛文期、1650-1660年代前後
D21.5㎝ H3.0㎝(2.8) BD12.5㎝ 
ほぼ完品
(高台のみ、畳付から内に巾7x3㎜薄いハマグリ、座りに支障無)

キズではありませんがご確認下さい

見込に多少凹凸有、正面からは目立たず、座りに支障無
極小灰振・クッツキ・釉下シワ・釉切・釉スレ・凹凸多少
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古九谷は様々な種類があり、意外と多く現存しています。

日本初の磁器の初期伊万里、そのすぐ後の伊万里が古九谷です。
(古九谷様式、とお考え戴ければ解り易い、です)
当時の富裕層の大量需要がなければ、多種多様の器を大量に作ることはできません。
驚異的な技術進歩は、大量需要により生み出されたと考えられます

江戸初期に日本で初めて陶磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代)

古九谷は、初期伊万里のすぐ後、寛文期前後に作られた色絵磁器です。
驚異的な技術進歩により、日本初の色絵磁器が誕生しました。
(1640年代)
色絵は古九谷、染付古九谷は藍九谷、錆釉古九谷を吸坂と呼びます。
また青磁釉・瑠璃釉・白磁は、古九谷の名称を上下いづれかに足し呼ばれる
事もあります。
寛文期前後は、様々な技術や様式が生まれ、淘汰された興味深い時代です。
(1640年~1670年代前後)
後の柿右衛門様式は古九谷のすぐ後、延宝期に確立されたと言われています。
柿右衛門様式の登場で古九谷は役目を終え終了します。

なぜこの時代の伊万里が古九谷と呼ばれているのでしょうか?

半世紀程前迄古九谷は、石川県の焼き物、江戸時代の九谷焼と言われていました。
昭和20年代、古九谷と呼ばれる焼き物が、実は佐賀県有田で作られたものではないか
という説が登場し、九谷説と有田説の論争が始まりました。
「九谷論争」です。

有田説は、江戸時代、海外へ輸出された伊万里の古九谷との共通性にありました。
有田説を支持する説が諸外国でも登場します。
その後、考古学的に生産地遺跡の発掘調査が双方で行われました。
素地の化学分析が行われた結果、有田説で終結しました。
終結後も古九谷の名称は残りました。
ただ、その後も調査は続いています。
疑問点がまだあり、今後の研究により更に詳細が解明されればと思います。
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