荷姿 | 適用部位 | 適用下地 | 適用仕上げ | 標準調合 | 塗厚 | 標準施工面積 |
25kg/袋
| 内・外壁 内・外床 手摺天端 | コンクリート モルタル PC板 ブロック ALCパネル | 陶磁器質タイル 仕上塗材 Pタイル タイルカーペット | 清水 約8㍑ | 0~5mm JIS規定範囲 3~10mm | 約3m2 (7mm厚) |
【下地の清掃】
下地のぜい弱層・レイタンス・油分・汚れ等をワイヤブラシ・サンダー掛け等で除去し、
水洗い清掃または高圧水洗浄をおこなってください。
*浮き・はく落の原因となりますので、下地の清掃は入念におこなってください。
【下地処理】
乾燥後、NSハイフレックスHF-1000の5倍希釈液を刷毛等でむらなく塗布してください。
*吸水の激しい下地の場合、ドライアウトの原因となりますので、希釈倍率を厳守してむらなく丁寧に塗布してください。
*ブロック等、下地の動きが想定される場合は、適切なひび割れ抑制措置が必要です。
【練混ぜ】
NSポリマーミックス#20 25kgに対し水約8リットルを加え、モルタルミキサーやハンドミキサー等でダマ
が残らないように十分に練り混ぜてください。
*強度低下の原因となりますので、標準調合を厳守してください。加水後の材料は夏季40分以内、冬季60分以内に使い切り、
練足し、水を加えての練戻しは避けてください。
【塗付け】
こて圧をかけて下地に擦り込むように塗り付け後、所定の厚さになるよう塗り付けてください。
仕上材の種類によって、金ごて押え、木ごて押え、刷毛引き等をおこなってください。
*浮きや割れの原因となりますので、「ガリッ」と擦ってから所定厚に塗り付けてください。
*1回の塗厚は、標準仕様の塗厚を厳守してください。
*標準仕様の塗厚をこえる場合は、2回以上に分けて塗り付けてください。その際の工程間間隔は、
夏季3日以上、冬季7日以上としてください。ただし、全面塗りの場合は1回の塗厚を3mm以下としてください。
*塗り継ぐ場合、下塗面は金ごて押えを避けてください。
【養生】
通風や直射日光を避け、必要に応じて屋内では開口部の閉鎖、屋外ではシート掛け等の養生をおこなってください。
また、施工後、降雨・降雪のおそれがある場合も、シート掛け等の養生をおこなってください。
*強度が出ないおそれがあるため、通風や直射日光により塗付け面の乾燥が激しい場合には、塗付け翌日以降に散水養生をおこなってください。
*初期の雨掛り等は、強度不足・白華の原因となりますので、シート掛け等の養生をおこなってください。
白華した場合には水洗い等により除去してから、次工程の作業をおこなってください。
*仕上材の浮きやはがれ・はく落の原因となりますので、塗り付け後仕上げまでの養生は、夏季7日以上、冬季14日以上おこなってください。