<特筆点>
1)SP箱は音声はじめ各種楽器の音を再生する魔法の楽器です。
箱自身、機械アンプだから適度に”箱鳴り?”させる方が良い。
2)9mm板厚の接合強度対策はじめ共振・制振工夫を。
3)合板なのに角に6Rの丸みを付けました。
4)薄くした底スリット呼吸口は2段式45度曲げ構造です。
5)Fostex 12cmがモデルで他にT/B-10cm-SPでもテスト。
<仕様>
・SP:開口φ102.5,片側に仮取付PCD=125(8mm位相ずらしφ115)下孔有り
・箱寸法: 163W 315D 322H 約 12.5L 9t+5.5t(開口部)、他9t、底・背面12t
材質:基本は檜合板-9t 、底/ファルカタ12t+杉 ・背面/ラーチ12t
・接合強度、共振、制振対策:内隅に3角桟付ける、共振の制御板
・ダクト;スリットダクトは底に配置した2段45度傾斜。奥行き調整反射板付き
・吸音材:化繊フェルトを適時、貼り付けてあります。
・通線デバイス;無し(オプション設定有り)
<補足>
●合板の檜木目は派手さが無いです。45度接合ですが木口に6Rを付けると
ベニヤ層が目立つので極力、パテで消しました。
●木材で造るSP箱は厚さに関係なく複雑な共振の塊です。9mm板厚で楽器の
様に良い響きを求めても共振の制御に苦労、様々実験、試行錯誤の結果です。
●箱外角は丸みと付けるも合板だとベニア層が出てしまう。これも苦労のTRY
●試聴の関係で干渉しないようにSP取り付けは2.6mmのネジを使用。(片側)
正式位置に3~3.5mmタッピングビスで取り付けて下さい。
●サンプルSPのFos,T/B共に振動伝播板が効いた?優れた特性になりました。
●(取付けは別途出品の芯出し垂直孔開け治具を使うと失敗、破損避けられます)
下孔さえ垂直に開いていればボアーアップは任意のキリで簡単にできます。
個人の趣味製作々品です。画像でご納得できる方のみ応札をお願いします。
機能、性能、みたくれを気になさる方は、絶対に、応札ご遠慮ください。