めったに出てこないバリトンのウクレレです。
cocoanut ukuleleでキワヤの製作ですから,多分60年代ではなく70年代のものと思われます。
もともとヘッドのロゴは最初からないタイプのようです。
見た目ボディはマホガニー合板でネックもマホガニーに見えますが確信はありません。
なにしろネット上でも一度しかお目にかかったことがなく,ちょっと昔でもこの値段で落札されてましたから。
ジャンクだったのはブリッジ剥がれ,ペグのビス腐食,多少の塗装剥がれと汚れ。
ブリッジは画像をよく見るとわかりますが,ローズの丸棒を二本スタッドにして完全接着。
強いテンションのバリトン弦でもびくともしません。弦ののほうが根負けして切れるくらいです。
ビスの腐食と同時にヘッドも腐ってましたのでマホガニーで埋めてます。ここだけ私にしては雑です(/ω\)
汚れを取ると結構よかったので痛みのある塗装部にタッチアップ(セラックニス)してます。
私はダダリオの弦をチューニング通りに張るとテンションが強すぎて怖いので,
多少下げて弾いていました。最近は同じバリトンのLUNAにAquilaの弦を張って弾いてます。
音はダダリオが良いのでそのままにしてありますが,何か月もチューニングしたままだと
バン!と大きな音がして切れることがありますので,ソプラノと違ってしばらく弾かないない時は
緩めたほうが良いと思います。緩めたあとはチューニング安定するまで一晩かかります。
音はウクレレとクラシックギターの中間といった感じでしょうか?
音も大きいのでソロを弾いたり,ソプラノと合奏してベースギター的に使うのもよいです。
私は再生したLUNAちゃんを弾くことが多いので,こちらは好きな方にお譲りします。
着払い140サイズで送れると思います。
激レアなジャパンヴィンテージのウクレレを試してみませんか?
(2024年 8月 1日 20時 51分 追加)※ 今回の出品をもって落札がない時は,見栄えを少しリペアして値段が上がりますのでご了承ください。