左右両テンプルに刻印を有するB&L初代オリンピアン２DXに見せかけた偽装品『レイバン 希少刻印 刻印希少』を騙る偽物の見分け方 ツーデラ

『レイバン　希少刻印　刻印希少』
と謳い、左右両テンプルに刻印を有するレアな初代オリンピアン２DXに見せかけた偽装品が継続出品中です！

件の品はオリンピアン２DXと明記していません！

なぜなら、記載すれば偽装品ゆえ明らかな詐欺行為で、必ず落札者とトラブルことは明白、それを避けるための『未必の故意』だからです！

第４世代の※ジャパン２DXと呼ばれる個体本体に初代オリンピアン２の左右に刻印を有するテンプルを後付けして、さも古いレアなオリンピアン２DXに見せかけた偽装品なのです！

後付けテンプルは丁番金具が合致しておらず、グラグラブラブラ状態ですが、入手後実際に手にして初めて違和感を覚えても後の祭りです！

※第４世代ジャパン２DXとは日本国産品でその右テンプル刻印に『USA』の文字が無い個体

右テンプル刻印：B&L RAY−BAN
左テンプル刻印：Olympian Ⅱ DX

この国産ジャパン２DXだけが、純粋な米国製オリンピアンDXの丁番金具取付向きとは逆向きで取り付けられています。

ジャパン２DX：本体側２枚／テンプル側１枚
それ以外のDX：本体側１枚／テンプル側２枚

唯一本体側２枚丁番金具であるので、結果初代オリンピアンのテンプルが容易に交換取付が可能となります！（でも、前述の通りグラグラブラブラの状態ゆえ持てば即わかります）

初代オリンピアン２の代替品としてオリンピアン３の４〜６枚目画像をご参照願います。


正真正銘本物のテンプルに刻印を有する第２世代までの初期型オリンピアン２DX（１DXも同じ）見分け方は、次のとおり３点になります。

【①②③の３点すべて揃わなければ偽装品】

①テンプル刻印
第１世代：左右両テンプルに刻印有り
第２世代：右テンプルにのみ刻印有り

②『デベソ状』丁番金具
第２世代迄は台座が平たん
第３世代以降は傾斜がつけられ高年次モデルほどネジ穴を頂点とする二等辺三角形となる

③『四角□形』レンズリム金具
第２世代迄は『四角□形』をしている
第３世代以降は「円筒形」丸みを帯びている

なお、第１世代２DXを譲渡してしまったので、画像の一部は厚金張り２DXになります。


【補足説明】７・８枚目画像
第２世代オリンピアン２のテンプル画像です。
コスト&工数削減の影響から、第２世代から丁番金具はDXと同じ向きとなりました！
そのため、画像の通り『テンプル側２枚歯』の丁番金具となったことにより、ジャパン２DX以外の純粋米国製DXの本体に取付可能となります！（同一の金具ゆえ、物理的に１DXにも取付可能）

だからこそ③『四角□形』レンズリム金具が、騙されないための重要項目なのです！

既に第３世代「L0245品番」第５世代「W1307」に取り付けられた偽装品（ヤフオクでも出品され取引された個体）を見たことがあります！
右テンプルに刻印がありますが、本体のレンズリム金具の形状は「円筒形」でしたので、間違いなくテンプル後付けの偽装品でした！

くれぐれもお気をつけください！