数多のブティックメーカーによるバリエーションがあるBlues Breakerのクローンです。
オリジナル回路をベースに、よくある改造を取り込みつつ多少King of Toneっぽくしています。
表にClippingとModeのスイッチを追加しています。
Clippingは、クリッピングダイオードの切り替えスイッチです。上がハードクリッピング、真ん中がクリッピング無し、下がソフトクリッピング(オリジナルと同じ)になっています。スイッチの位置によってレベル差が大きいので注意してください。クリッピング無しが一番音量が上がります。ダイオードはソケット式にしているので交換可能です。
ソフトクリッピングにはBA282を使用しています。廃品種なので少し貴重です。KIng of Toneで使われるMA856はほぼ入手不可で、BA282が代用とされることもあります。他メーカーでもクリッピング用として使われることのあるものです。交換する場合は基板上のD1〜D4が該当します。ハードクリッピングはオリジナルには無いですが、King Of Tone等ではつけられています。ダイオードはKOTと同じく1S1588を使用しています。世界的には入手難パーツ扱いですが国内ではまだ入手できる品種です。D5〜D8が対応します。D5とD6、D7とD8で直列になっており、現在はD6、D8はショートさせています。D6,D8にもダイオードをいれると歪が少しマイルドになります。
Modeは、Blues BreakerのV1とV2の違いを再現するものです。機能としては初段のフィードバックループのフィルターで歪ませる前の加工と考えてください。下がV1、上がV2です。
さらに内部にDIPスイッチを用意しています。これはゲインのレンジを設定するものです。両方ONと書いてある側にするとオリジナルと同じ(Normal)で、左側のみをONの側にすると多少ゲインが上がります(Medium)。両方オフにするとさらにゲインが上がります(Hard)。といってもまだクランチの範疇ですが。写真ではHard状態になっていますが、Medium状態にしてお送りします。
オペアンプは、TL072を使用。ソケットにしているのでKOTと同じくNJM4850Dとかに交換しても面白いと思います。デュアルタイプなら大抵使えると思います。
あとはオリジナルより多少ノイズ対策を強化したりはしていますが、サウンドには大きく影響しない範囲だと思います。
そこそこバリエーションはあり、一部パーツ交換
自作のラベルシートを貼っています。
ケースは1950N1とか125Bとか呼ばれるサイズです。
電源はセンターマイナスの9V仕様です。電池は内蔵できません。
本体のみの出品です。
その他(注意事項)
- 個人の自作かつ元々自分で使うために作ったものですので、作りとしては多少の粗さがあることはご了承ください。
- 入金確認後翌日発送の予定ですが、仕事の都合などで遅れる場合があります。その場合は予め予定をご連絡いたします。
- 現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いします。落札後の動作サポートなどもいたしません。
- すぐの対応ができない場合があるため、落札日当日の質問は返答できません。
- 落札後、24時間以内のご連絡/入金いただけない場合は、お取引を停止させていただく場合があります。もしも事情等ある場合はあらかじめお知らせください。
- 到着後すぐに受取連絡をいただけると助かります。
◆よくある質問
- 以下については対応可能な場合もあるので、質問欄からお問い合わせください。
- 以前出品していたあの機種を出品してほしい。⇒当方が設計した基板を使ったものは再度出品可能です。
- ラベル無しで作って欲しい。⇒対応可能です。
- この機種を作って欲しい。⇒当方で興味があり、かつ回路図が手に入るものの場合はリクエストにお答えする場合があります。ビンテージ系機種はものによります。パーツの入手性や製作の手間を考えると限られたものになります。
- こんな改造をしてほしい。⇒出品しているものの改造等のリクエストは内容により可能です。市販品の改造、修理は基本的には行っていません。
- 個別のリクエストの対応した場合でも基本的には出品します。もしほかの方に落札された場合は再度リクエストしてください。