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ISC-500B コモンモードフィルター 40mmのコアにRG316テフロン同軸線 22回巻き小型高性能 500WPEP 電波障害対策 送料無料

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オークション番号
h1166818855
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Ability Limited
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商品情報
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    可能
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    可能
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  • 入札単位
    200 円
  • 出品地
    東京都
商品名
ISC-500B コモンモードフィルター 40mmのコアにRG316テフロン同軸線 22回巻き小型高性能 500WPEP 電波障害対策 送料無料
商品説明
★ISC-500B コモンモード・フィルター 22ターン巻きプラスティックケース入り小型高性能 耐入力500W PEP の出品です。製品は配送日より3ヶ月間の保証付き★

SSBで交信中の局長さんの中には、音声が濁って歪んでいる変調の方がいらっしゃいますが、これは多くの場合コモンモードが同軸ケーブルを介してアンテナ側から回り込む事により発生します。このフィルターをお使いになることにより、この様な症状を防止しすることが出来ます。又、コモンモードによる送信時のインターフェアや受信時の雑音の除去が可能です。

この商品は直径40mmの星和電機社製フェライト・コアーに直径2.5mm耐熱200℃のテフロン製の同軸ケーブルを22ターン巻いた、小型高性能、高耐圧のコモンモード・フィルターです。コネクターは両端共にM型のメスになっております。

パッチンコア数個の処置では十分なコモンモード電流の排除は出来ません。TDKのパッチンコア ZCAT2035-0930Aを5D-2Vに20個及び30個取り付けてコモンモード抑止効果の測定を行いました。結果は、以下の通りです。

【20個の場合】
  3.5Mhz -15dB
     7Mhz -19dB
   21Mhz -22dB

【30個の場合】
  3.5Mhz -17dB
     7Mhz -21dB
   21Mhz -24dB

コモンモードを十分に抑え込むには少なくとも-30bB(電力比で千分の1)以上の減衰量は欲しいところです。減衰量を-30dBにするためには、上の結果によりパッチンコアが30個の場合、7Mhzでは-21dBですので、あと-9dB必要です。対数の-9dBは7.94倍ですので、7.94倍 x 30 = 238個、3.5Mhzでは同様に計算すると-13dB必要ですから20倍の600個必要になります。

この商品の対応周波数は1.8Mhz~50Mhz帯。1.8Mhzで-35.30dB、3.5Mhz以上で-40dB(電力比で1万分の1)を越える抑止効果があり、第一電波工業社製のCMF2000の特性と比較すると1.8Mhzから28MhzMhz帯では本製品の性能が上回ります。50Mhz帯では本製品が-2dB程劣ります。特性は写真をご覧下さい。

本商品の耐入力は、本来1KWまで有りますが、ケースに収められているため、夏の直射日光に当たること等を考慮して、500W耐圧とさせて頂いております。通常の使用(SWRが2以下)の場合、7Mhzにて500Wの連続キャリアーでは若干温かくなりますが、SSBのPEP 500Wの運用では、問題はありません。万が一、手で触ってられないような発熱が認められた場合には返品を受け付けますので、ヤフオク連絡ナビよりご連絡ください。

パソコン等へのインターフェアやトランシーバーへの回り込みでお困りの方は是非ご利用ください。ハイブリット車、カローラツーリングWxBのオプションAC電源で雑音がひどくHFでの移動運用をあきらめていた局長様がこのフィルターをトランシーバー側に付けたところS9だった雑音がS4~5に下がり、移動運用が可能になったとの報告が有りました。ただ、エンジン稼働中はノイズブランカーでイグニッションノイズを消す必要が有ったそうです。

全ての商品は出荷前に十分なテストを行っております。本商品は7MhzのCWで250W、SSBで500Wでの運用には問題有りませんが、高い周波数帯では同軸ケーブルの特性のため、次の様な仕様となります。

<< 仕様 >>
サイズ: 84 x 60 x 40mm(突起物を除く)
周波数:対応周波数 1.8~50Mhz帯
インピーダンス: 50Ω
入出力端子: (丸型)MJ-MJ
同軸ケーブル挿入損失: (10Mhz) 0.22dB
【周波数特性】 
 1.9Mhz -35.30dB 
 3.5Mhz -41.00dB 
    7Mhz -46.00dB 
  10Mhz -48.50dB 
  14Mhz -49.30dB 
  18Mhz -48.20dB 
  21Mhz -49.00dB 
  24Mhz -44.70dB 
  29Mhz -42.90dB 
  51Mhz -45.50dB 
【 耐入力】
 1.8~21Mhz帯 500W SSB, 250W CW
  24~28Mhz帯 400W SSB, 200W CW
         50Mhz帯 300W SSB, 150W CW
RTTY, FM等の連続送信の場合の耐入力はCWの50%となります。

もし、複数本の同軸ケーブルをご利用の場合は、全ての同軸ケーブルにコモンモードフィルターを導入されることをお薦めします。トランシーバーにより7Mhz帯で運用中に、コモンモードフィルター未設置の430Mhz帯用同軸ケーブルを通じてトランシーバーのヘッドホンに回り込む事例がありました。その他、各種制御用ケーブルを通しての回り込みも考えられますのでご留意下さい。

この商品には芯線がむき出しになっているところが一切ありません。芯線がむき出しでは、折角の同軸関係を崩し、高周波は芯線とシールドに分離されて、芯線からの不要輻射はもとより、シールド側でも高周波回帰ルートにRやX成分が介在し、効果的なアースが期待できず不用輻射を招くことになります。このため、雑音の混入、SWRの悪化等の問題が生じます。特に、コネクター部分が芯線むき出しの上、シールド効果の無いプラスチックのケースに収められているような場合は、雑音の混入、SWRの悪化等の問題が生じる可能性が高くなります。

【製品の働き】
同軸ケーブルを通過する信号には2種類の信号が有ります。一つがコモンモードで、もう一つがディファレンシャルモードの信号です。これらの信号には以下の特性が有ります。

コモンモード
この信号は同軸ケーブルの芯線と編み線を同じ方向に行ったり来たりする高周波で、つまり、同軸ケーブル(芯線+編み線)と大地との間に発生する高周波です。これは、雑音や不要輻射信号が持つ特性で。コモンモードはトライダルコアに対して芯線と網線を同方向に流れるためコアーに大きな磁束を発生させます。このため、フィルターが大きな抵抗となり熱を発生させます。ただ、雑音や送信波から発生するコモンモードはディファレンシャルモードである送信波と比べると通過電力ははるかに小さなものとなります。

ディファレンシャルモード
これは、通常の受信及び送信信号で同軸ケーブルの芯線と編み線を異なる方向に行ったり来たりする高周波です。進行方向が芯線と網線で違う方向に進むのでコアーに発生する磁束は互いに打ち消し合って抵抗とはなりません。このため、基本的に送信波はコアーに熱を発生させません。

この商品は、フィルターの特性で芯線と網線を同じ方向に進む信号に対しては、強力に通過を阻害し、方向が異なる通信信号に対しては 、同軸ケーブルの通過損失のみで、フィルターとしては通過を阻害致しません。この事により送受信信号に影響を与えずに雑音やインターフェアの元となるコモンモードのみを低減することが出来ます。

【その他】
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