廃盤
3CD
鮮やかによみがえった幻のバロック・オペラ
ドイツ・バロック・オペラの皇帝(カイザー)の傑作歌劇!!
ヤーコプス渾身大熱演!
ラインハルト・カイザー:
歌劇『クロイソス』全曲
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ベルリン古楽アカデミー
ドロテア・レシュマン、
ヴェルナー・ギューラ、
ローマン・トレーケル、ほか
なんと素晴らしい!
埋もれた大傑作がヤーコプスの高水準の演奏で眩いばかりの光を浴びて復活しました。
ラインハルト・カイザー(1674-1739)は、18世紀初頭のドイツの大変有名なオペラ作曲家。
彼はハンブルクのゲンゼマルクト劇場を中心に、イタリアオペラ一辺倒の当時の風潮に背を向け、“ドイツ語によるオペラ”で大衆的な人気を博していました。彼のもとには自由な雰囲気を好んで多くの優秀な音楽家が集まってきました。
テレマンはその主要な一人でしたし、若き日のヘンデルの才能を発掘したのもカイザーでした。
そしてカイザー自身精力的かつ堂々としたオペラの作曲家でした。
17、18世紀のオペラはドイツでもイタリア語で書かれるのが原則でしたが、1678年から1738年の間に栄えたハンブルク派のオペラは、ドイツ語による市民的な音楽劇といえる存在でした。
なかでもこの作品はカイザーの最高傑作とされています。
この「クロイセス」は、本来1811年に発表された作品を1830年に大幅に書き直したもので、
カイザーのほとんど最後のオペラ、つまりは彼の長いオペラ作曲家人生の集大成と言える作品です。
実在のリュディアの王で伝説的な大金持ちであるクロイソスが、ペルシャの王キュロスに打ち負かされるものの最後には許されてハッピーエンド、というのが大筋。
これに様々な枝葉の話が盛り込まれ、おいしさゴッチャ混ぜの楽しいものです。
ヤコープスはこの作品にぞっこんになり、昨年のベルリンで上演したわけです。
その意気込みが反映され、演奏はタダゴトデはない熱気に満ちています。
このゾクゾクの連続、ぜひとも実際に耳で確かめていただきたいものです!!
ヤーコプスは1992年からベルリン国立歌劇場の芸術顧問を務め、バロック・オペラの名作~カヴァッリの『カリスト』、スカルラッティの『グリゼルダ』、テレマンの『オルフォイス』など~を上演しました。
これによりベルリンは古楽演奏の一大中心地となり、ヨーロッパ全域におけるバロック・オペラの再生に大きな影響を与えました。(輸入元情報)
カイザー:
歌劇『クロイソス』全曲
エルミーラ(メディアの女王):ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
アティス(クロイソスの息子):ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クロイソス(リディアの王):ローマン・トレーケル(バリトン)
オルサネス(リディアの貴族):クラウス・ヘーガー(バス)
ツィールス(ペルシャの王):ヨハネス・マンノフ(バリトン)
エリアテス(リディアの貴族):マルクス・シェーファー(テノール)
クレリダ(リディアの女王):サロメ・アレル(ソプラノ)
ソロン(ギリシャの哲人):ユン・クヮンチュル(バス)
ハリマクス(アティスの腹心):グラハム・バシー(カウンターテナー)
トリゲスタ(エルミーラの乳母):ブリギッテ・アイゼンフェルト(アルト)
エルツィウス(アティスの下僕):クルト・アツェスベイガー(テノール)
ネリルス(アティスの小姓):ヨハンナ・ストイコヴィチ(ソプラノ)
隊長:イェルク・ゴットシック(バリトン)
RIAS室内合唱団
ハノーファー少年合唱団のメンバー
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指揮)
録音時期:2000年3月
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
国内仕様盤
※日本語対訳は欠落しております。
コンディション良好。
※帯が貼り付けられています。
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