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小田原市史 通史編 近世◆小田原藩 江戸時代 大久保忠隣 東海道 宿場町 神奈川県 小田原市 小田原 箱根 郷土史 民俗 歴史 文化 資料 史料

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小田原市史 通史編 近世◆小田原藩 江戸時代 大久保忠隣 東海道 宿場町 神奈川県 小田原市 小田原 箱根 郷土史 民俗 歴史 文化 資料 史料
Item Description
●内容: 
小田原市 編
1999年発行
1030p 22cm
付属資料:1枚

(目次)
第一章 徳川氏の関東入りと幕府政治/ 二一
第一節 徳川家康の関東入国と小田原の位置/ 二二
関東・奥両惣無事令/小田原合戦と家康の関東入国/家康の江戸打ち入り/上級家臣の知行割/大久保忠世の入封と小田原の位置/関東領国体制と相模国
第二節 東海道の成立と発展/ 四一
戦国期から近世への交通路/関ケ原の戦いと東海道の成立/家康の鷹狩への道
第二章 小田原藩の成立過程/ 五五
第一節 大久保氏の領国経営/ 五六
徳川氏の三河譜代/三河譜代大久保氏の系譜/二俣城主大久保忠世/小田原城修築/市域の北条旧臣たち/天正一九年の領内検地/大久保忠世の寺社政策/大久保忠隣の羽生より小田原入封/大久保忠隣の家臣団/寺社保護政策と酒匂川の築堤/年貢の徴収と慶長検地
第二節 大久保忠隣と幕府政治/ 八二
徳川氏の覇権獲得と忠隣/幕政の展開と忠隣の活躍/年寄衆大久保忠隣と本多正信/大久保忠隣と代官頭大久保長安/大久保忠隣の社交性/政治的事件と忠隣/大久保忠隣の改易/小田原城の破却と近江配流/忠隣の改易と縁座/大久保忠隣の死/忠隣の改易理由諸説
第三節 番城と阿部正次の入封/ 一〇三
第一次番城時代と小田原/阿部正次の入封とその背景/阿部正次の政治と転封/第二次番城時代と小田原/第二次番城時代の領内行政/元和から寛永初年の徴租法/幕閣の動向と小田原/大御所秀忠の小田原隠居所計画
第三章 稲葉入封と譜代藩政/ 一二一
第一節 稲葉正勝の小田原入封/ 一二二
稲葉正勝「出頭花がふる」/正勝の熊本上使抜擢/軍役負担と小田原城拝領/「御要害」構想と小田原/城付きの米・銭・武具/寛永一〇年の大地震/早すぎる正勝の死
第二節 稲葉正則の襲封/ 一四二
正則の生い立ちと小田原御局/「なげきの中の喜び」/将軍上洛の饗応/春日局の気配り/稲葉家の姻戚/文化人ネットワーク/田辺権大夫と「稲葉日記」/藩主・宗主としての支配
第三節 稲葉氏の家臣団と軍役/ 一六四
初期の家臣団の編制/番方と役方/家臣団の増強/「家中役人」/足軽・中間/伊達者の流行/譜代大名としての軍役負担/普請役と御用/箱根等六関所御番/正則の老中昇進
第四節 寛永・万治の検地と藩財政/ 一八七
1 小田原藩の農政/ 一八七
寛永検地実施以前の年貢割り付け/寛永地詰検地と筋分け/農村の変容/畝引検見制の施行/川除け普請と新田開発/高収奪の実現と定免制/万治の総検地/下田隼人の越訴
2 小田原藩の藩財政/ 二〇五
出費過多の財政事情/家中の窮乏/オランダ人との交流/黄檗僧鉄牛と紹太寺/箱根(深良)用水/幕閣内での稲葉正則/正通の相続と高田転封
第四章 小田原の城下と領内の村むら/ 二二三
第一節 城下の町と人びと/ 二二四
1 小田原城下の成り立ちと構成/ 二二四
小田原に住み続ける人びと/小田原城と町割の完成/小田原府内の空間構成/侍屋敷と「兵商」分離/小田原町・小田原宿・小田原浦/谷津村と寺社地/小田原町の町並み/小田原宿の宿駅機能
2 小田原町住人の役割/ 二四六
町人の地子銭負担/役家役と伝馬役・人足役/朝鮮通信使の通行/助郷と公儀助成/町別の町並役/職人と国役/町年寄と町役人/前期の城下町商人/物流をになう城下町商人
第二節 城付領の村と人びと/ 二七一
小田原藩領の拡大/先高・今高・朱印高/村方三役/本百姓と柄在家・無田/村足軽/年貢と百姓成り立ち/さまざまな百姓役目/諸役人馬の数かず/村組合/女性と家/田畑売買と小田原藩農政
第三節 浦に暮らす人びと/ 二九七
小田原藩領内の漁村/魚座と魚の流通/さまざまな負担/他国漁業の進出/漁場と網場/漁場出入と漁村
第四節 領内の寺社と人びとの信仰/ 三二二
寺院/寺領の安堵/領主と寺社/藩主への御目見え/藩の寺社政策/寺院の争論/人々の信仰
第五章 小田原藩の展開と構造/ 三三七
第一節 大久保氏の再入部と幕府政治/ 三三八
大久保忠朝の入封/城付地と飛び地/郷村条令の発布
第二節 大久保氏の家臣団編成/ 三四八
家臣団の構成とその仕官地/小田原藩大久保氏の職制と家格/御番帳外/足軽および中間/御番帳入と御番帳外
第三節 家中の生活/ 三六八
様々な法令/「被仰出」にみる家中の統制/「御大法」にみる家中の統制/係累と服忌/家格維持と養子縁組み
第六章 あいつぐ災害と人びとのくらし/ 三八五
第一節 富士山大噴火と被災民の江戸出訴/ 三八六
1 富士の山焼けと被災地の状況/ 三八六
近世小田原の自然災害/富士の山焼け/被災地の状況/救済嘆願書の提出
2 江戸を目指す訴願行動/ 三九五
国元出立/再度の出訴/お救い米の支給/小田原藩領民の訴願行動の特色
第二節 被災地の上知と酒匂川の氾濫/ 四〇三
1 被災地の上知と幕府の復旧対策/ 四〇三
幕府の対応/被災地の上知と国役金賦課/城付領の縮小/幕府の復旧対策/大名御手伝い普請/岡山藩の普請役
2 酒匂川の氾濫と被災地の生活/ 四一七
大口堤の決壊/壗下村の移転計画/水利秩序の崩壊/再度の大名御手伝い普請/被災民のたたかい
第三節 復旧工事と幕府代官支配/ 四二八
1 迷える復旧計画/ 四二八
「水損家立六か村」の要求/小田原藩預かり地/小田原藩の復旧計画
2 大口堤の再建と被災地の復興/ 四三六
田中休愚の登用/文命堤の建設/西岸水防組合の編成と再開発/東岸の洪水と公儀御普請の要求/蓑笠之助の大口堤締め切り
第四節 幕府代官の地方支配/ 四四七
1 大岡忠相配下の代官の農政/ 四四七
府川村の年貢割り付け状/有毛取りの実施/年貢米「買い納め」/石代金納をめぐる民衆の抵抗
2 代官の更迭と村の定免要求/ 四六一
復帰する村と残留する村/代官の交代と民衆の定免要求
第七章 人ぴとの生活の変貌/ 四六七
第一節 城下に暮らす人びとの変貌/ 四六八
1 小田原宿の助郷/ 四六八
小田原宿の助郷の成立/助郷村の疲弊と変遷/貨幣代納による助郷負担/享保三年の助郷係争/文化一二年の助郷係争
2 城下町商人と在郷商人/ 四七九
城下町商人と町政/在郷商人の成長/城下町商人と在郷商人の抗争/酒造業の展開/質屋業/絞油業
3 職人統制と小田原の特産品/ 四九二
職人の登録制/銘菓ゆず餅/美味な漬物梅干し/蒲鉾/一級の土産品箱根細工/みかん・ものさし・ちょうちんなど
第二節 村に暮らす人びとの生活と変化/ 四九九
1 被災から復興する村むら/ 四九九
再開発の進展と村落秩序の再建/町在御用聞きの編成と先納金/年貢増徴策への転換/論地の増大と地押し改め
2 社倉の編成と農村金融の展開/ 五〇九
社倉の編成/社倉金の貸し付け/社倉金と質地
3 復興期の民衆運動と組合扱い/ 五二〇
復興に向かう村むらの村内出入/三筋一九か村の蔵納め桝目変更願い/御厨領一揆と小田原宿打ちこわし/村役人の不正追及/組合村の編成と扱い機能
第三節 小田原宿の疲弊/ 五二八
1 大火に見舞われた小田原宿/ 五二八
文化一四年の大火/救済への道/家中への下賜金
2 小田原宿の飯盛女/ 五三一
衰微する小田原宿/宿場と飯盛女/却下された飯盛女許可願い/飯盛女設置許可
3 箱根七湯と一夜湯治/ 五四〇
箱根七湯の成立/将軍家への献上湯/一夜湯治をめぐる争い
コラムV 若き日の勝小吉ー小田原宿でのできごと/ 546
第八章 小田原地方の文化/ 五四七
第一節 舞と芝居/ 五四八

●状態:
多少の経年劣化がありますが、線引き、書き込み、切抜き、隅折れ、破損、汚れ、ページ割れ、たばこ臭・ペット臭はありません。

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