金属製・琺瑯びき・実寸約24.3cm14.5cmです。
経年による錆が周囲に生じております。
大きな曲がりなどの損傷はございません。
裏面「みはる」はペンキによる手書きです。
爪で掻けばはがれてしまう状態にあります。
(なお、スケールは出品物ではございません)
昭和59年頃、仙台運転所か郡山客貨車区かは失念しましたが仙鉄局主催の
公開日(今でいうファンイベント)で設けられていたジャンク市での販売品として購入いたしました。
当時、国鉄は用途廃止品を押しなべて「ジャンク」として扱っておりましたので、
状態が悪いものをジャンクとする一般概念とは異なります。
ですので、使用列車が不定期多客臨ということもあり比較的状態もよく、
また業者によるレプリカ品とも違って実際に使用された品物になります。
[おいらせ]について (wikiより・・・すみません)
昭和31年 上野 - 青森間常磐線経由夜行急行として新設
昭和40年 不定列車化
昭和43年 廃止(ヨンサントオ列車統廃合)
[みはる]について
昭和47年1月~昭和57年1月 年始・お盆時 多客臨として「ばんだい」または「あずま」に併結され
小野新町~上野間に上りのみ運転
(小野新町9:30発~上野14:37着 小野新町~郡山間普通 郡山~上野間ばんだい51号併結(昭52.7.21訂補))
※ なぜ上り列車のみと感じるのですが、「ばんだい」「ざおう」「いわて」「まつしま」では郡山からの着席は望めず、
着席需要から上野直通が望まれたのではないか、また磐越東線では急行「いわき」がメジャーですが、
この列車が平、もしくは水戸止まりであることから、磐越東線郡山側旅客の流動需要に応えたものとおもいます。
上記により、「おいらせ」廃止により余剰となった愛称銘板に「みはる」を手書きして使用されたと推察します。
また、「コリ」とありますように郡山客貨車区常備ですが、同区は昭和59年当初に客車の配置がなくなっているようです。
このため放出された品物と思われます。
オークションの出品にこのようなことを記すのは非常識ですが、たった1枚のサボではございますが、
有名列車の裏側に手書きされた列車に思いを馳せてしまいました。
駄文・長文申し訳ございません。
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