[CD/Stradivarius]ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ&高雅で感傷的なワルツ&ショパン:子守歌変ニ長調Op.57他/E.トルクァーティ(p) 2021

　魂と踊り～エメヌエーレ・トルクァーティ、リサイタル

　バロックからロマン派、近代、現代のピアノ作品を収めています（クープランの作品はもともとクラヴサン曲で）。現代音楽の作曲家ジョージ・ベンジャミンはオリヴィエ・メシアンの弟子で武満 徹にも高く評価されたことで知られます。古今の広い世代、時代の作品が取り上げられており、一見とりとめないように思われますが、共通点はいずれの作品もフランス的な色彩感、リリシズムを湛えていること（ベンジャミンはイギリス人ですが、彼の作品の音感にはフランス的なものが濃厚）。

　ピアノのエメヌエーレ・トルクァーティはメシアン夫人であったイヴォンヌ・ロリオに師事し、ヨーロッパ、北米を中心に活動しています。現代音楽の初演も多く、リーム、サーリアホ、リンドベルイ、フィリップ・グラスらから絶大な信頼を寄せられています。（輸入元情報）

　ラヴェル

　・亡き王女のためのパヴァーヌ

　カスティリオーニ

　・最初はダンス

　クープラン

　・クラヴサン作品集～オルドゥル

　ジョージ・ベンジャミン

　・ピアノ・フィギュアース～10の短い小品

　クープラン

　・神秘的なバリケード

　ショパン

　・子守歌 Op.57

　フランチェスコ・フィリデイ

　・子守歌

　ブゾーニ

　・エレジー第7番／子守歌

　クープラン

　・さまよう影

　フォーレ

　・夜想曲 第13番

　ジェラルド・ペッソン

　・憂鬱な3つの小さなエチュード

　ラヴェル

　・優雅で感傷的なワルツ

　エマヌエーレ・トルクァーティ（ピアノ）

　録音：2021年1月8,9日