ガラス工芸の「現代の名工」と評価の高い、黒木国昭のオブジェ・花瓶、一輪挿しです。
有名な「光琳」シリーズとは異なり、イタリア、ムラノ島のヴェネチアガラスを彷彿させる、モダンなスタイルの意匠が印象的です。
特にヴェネチアガラスの伝統技法、SOMMERSO(ソンメルソ)を彷彿させる、グリーンやイエロー、ブラウンの色の層とグラデーションが実に味わい深い仕上がりとなっています。
SOMMERSO(ソンメルソ)は、イタリア語で「水中に沈める」などの意味を持ち、対照的な色の層が特徴。ヴェネチア・ムラノガラスの技法として、古くから受け継がれている伝統技法。
ヴェネチアガラススタイルの、ガラスマテリアルの魅力と重厚感、そして様々な色合いと色触りの組み合わせが、華やかさを、ふんだんに演出しています。
また、その造形やデザインも、モダンインテリア・オブジェとしても、とても魅力的な作品です。ミッドセンチュリーの香りも高く。
ハンドメイドならではの気泡も含まれつつ味わい深い絶妙な意匠がガラスマテリアルらしい美しい光彩と透明感、輝きを演出しています。
裏面に(写真だと分かりづらいですが)サインが刻まれています。
黒木国昭(くろきくにあき、1945年 - )は、宮崎県須木村(現・小林市)生まれのガラス工芸作家。
1989年に宮崎県東諸県郡綾町にグラスアート宮崎綾工房を創設(現:グラスアート黒木)。
1991年には、日本国最高水準の技能を有する卓越した技術者に贈られる、国の卓越技能者「現代の名工」を受賞しています。
日本の文化、歴史、伝統、装飾の世界をガラスという西洋の素材に融合させた作風が特徴です。
【商品の説明】
ブランド、メーカー:黒木国昭
サイズ:
高さ:約10.0cm
横幅:約10.0cm
※素人採寸の為、多少の誤差はご容赦ください。
【商品の状態】
使用状況:
丁寧に保管されていたもので、美品かつ、目立った汚れや傷などはありませんが、
古い物ですので、経年劣化によるくすみ・スレ等をご理解の上、ご入札をお願いします。
注意事項:
元箱、略歴が付属しております。
アンティーク品の為、時代のあるお品です。 ご理解頂ける方のみご入札頂くようお願い致します。
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