<洋書>アメリカ初のオリンピック:1904年のセントルイスオリンピック『America's First Olympics: The St. Louis Games of 1904』
--著者:George R. Matthews。
*「1904年セントルイスオリンピック」は、1904年7月1日~11月23日まで、アメリカのミズーリ州セントルイスで行われたオリンピック競技大会です。
*洋書です(英語です)。読み物系の本です。本の中に14ページ+16ページの写真資料集があります(全てモノクロです)。
1904年のアメリカは、活力と自信に満ち溢れていました。セオドア・ルーズベルトは、若くて元気でスポーツ好きな大統領でしたが、その影響を受けて、アメリカ国内ではスポーツ熱が高まっていました。アメリカは、自国の歴史を祝い、スポーツの可能性を示すために、1904年にセントルイスで開催された「セントルイス万国博覧会」を世界に向けて発信しました。この万国博覧会の一環として、アメリカ初のオリンピックが開催されました。
1896年にギリシャで復活したオリンピックは、若くてエネルギッシュなムーブメントでした。実際、「セントルイスオリンピック」は近代オリンピックでは3回目の開催となりました。当初はシカゴでの開催が予定されていましたが、国際オリンピック委員会のピエール・ド・クーベルタン会長の意向を無視して、セントルイスがシカゴからオリンピックを奪い取ったのです。
1904年に開催されたセントルイスオリンピックには、4大陸11カ国から選手が集まり、1万人収容のスタジアムやスポーツ用品王アルバート・スポルディングが寄贈した体育館など、最先端の施設で競技が行われました。
セントルイスオリンピックは、オリンピックムーブメントの知名度とアメリカの威信を高め、成功を収めたとの評価を受けました。しかし、数年後には1904年の大会は記憶から遠ざかってしまいました。そして、1931年にクーベルタンの回想録が出版されると、クーベルタンの選択的な記憶、誇張された主張、虚偽の記述によって、忘れられたオリンピックは失敗したオリンピックになっていきました。このような偏見に満ちた記述は、1948年に出版されたビル・ヘンリー著「An Approved History of the Olympic Games」によってさらに助長されました。
著者George R. Matthewsのこの本は、クーベルタンの回想録から始まった一般的な誤解を正し、初のアフリカ系アメリカ人オリンピック選手、風変わりで物議を醸すマラソン大会、そして先駆的な女性写真家であるジェシー・ターボックス・ビールスによる記録を特徴とする1904年の大会について、新たな見解を提示しています。著者は、シカゴから大会が移管された際の陰謀に始まり、6カ月間にわたるセントルイスオリンピックの概要を見事に説明しています。また、1904年に開催されたオリンピックの主要人物、競技種目、出場した選手についても詳細に記述しています。
この独創的な記述は、歴史愛好家やスポーツ愛好家にとって、誤解されているこのイベント(セントルイスオリンピック)に新たな視点を与えるものとして歓迎されるでしょう。
<*上記は、解説を自動翻訳しています>
発行元:University of Missouri Press
発売年:2018年ペーパーバック版発行(初版発行年:2005年)
定価:24.95 USドル
内容:243ページ
仕様:ペーパーバック
言語:英語
サイズ:約23.0cm×約15.3cm×約2.0cm(少し小型本です)
商品重量:約500グラム(袋、梱包材を含みます)
状態:
洋書です(英語です)。未使用本をチェックして、出品しております。本の中は、少しぶつけた痕のあるページがありますが、ほぼ良好です。表紙に、少々薄い擦れ傷と、少々ぶつけた痕、少々天打ち・底打ち、少し角ぶつけ傷があります。本を全体的に見ますと、まあまあか、ほぼ良好です。写真に写っているものが全てとなります。
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