*日本版画協会理事長、多摩美術大学名誉教授を務めた 吹田文明 の 木版画作品 『火の華』 です。
1991年制作 落款入り 額装品 【真作保証】 です。 万が一真作でない際には返品をお受け致します。
この作品は、多摩美術大学研究紀要に添付されたものです。
吹田文明の作品は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館をはじめ、ニューヨーク近代美術館、ジュネーブ美術館など世界各地の数多くの美術館で所蔵されています。
*吹田文明 ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
送料無料でお届けします。
・作家名:吹田 文明(ふきた ふみあき)1926(大正15年)-
・作品名:『火の華』
・技法: 木版
・イメージサイズ:約15cm×約10cm
・額装サイズ:約24.0cm× 約17.5cm(前面:透明シート)
・サイン:落款が押されています。
・限定数:2,000部
※作品下部に 文明の落款とエディションの記載があります。
※作品コンディション:良好です。額も良好です。
画像でご確認下さい。
吹田 文明(ふきた ふみあき)1926(大正15年)- 日本の版画家。日本美術家連盟理事、多摩美術大学名誉教授。
吹田文明の作品は、
透明感と重厚感、2つのコントラストによって目の覚めるような鮮やかな世界が広がります。油性の絵の具や、きめの粗いラワン材などが使われる斬新な作品は、木版画の発想を大きく飛躍させ、現代版画に新しい境地を切り開きました。
1967(昭和
42)年、吹田文明は、サンパウロ・ビエンナーレで、棟方志功、浜口陽三に続き、日本人で
3人目の版画部門の最優秀賞を受賞し、国際的にも注目されます。
1926(大正15)年に徳島県阿南市に生まれた吹田文明は、戦後、小学校の教師として、図工科教育の研究で、先駆的な活動を展開していきました。吹田文明の独創的な制作技法の多くは、子どもたちとの教材研究の過程で生み出されました。教育者と作家という二つの立場から版画表現と向き合うことで、吹田文明は、独特の世界を作り上げていきます。
日本版画協会展で恩地賞を受賞し、スイス・グレンヘン国際色彩版画トリエンナーレ展、ノースウエスト国際版画家展などでも受賞を重ねていきました。「野の二人」、「砕ける星」などの作品による1967(昭和42)年のサンパウロ・ビエンナーレでの版画部門最優秀賞の受賞をきっかけに、作家活動に専念し、木版画の可能性に挑むスケールの大きな作品を次々と発表します。
一方、吹田文明は、多摩美術大学に、日本で初めての版画科を新設し、初代科長に就任します。また、大学版画学会の会長を長年勤め、大学における版画教育の基盤を築き上げ、若い世代の版画家へ多大な影響を与えました。(出典:世田谷美術館)